管理人の落書き帳
八尾市ソフトテニス協会HP 更新記録

No 更新日 内容
1 2001.6.18 協会員に公開
2 2001.6.20 カウンターの設置
3 2001.6.21 掲示板の開設
4 2001.6.25 BGM設置完了
5 2001.6.29 試合結果詳細 追加
6 2001.7.7     ホームページ一般公開
7 2001.8.10 志紀コート・教育センター体育館への地図更新
8 2001.11.29 HP表紙の更新 これからは頻繁に変わります。
メンバー達が交代で・・・今度は誰の番かな?
9 2004.4.10 婦人部公開 皆さん集まって下さいね。
10 2004.6.15 動画を載せました。ちょっとサイズを小さくして。
11 2004.10.31 チャットルームをつくりました。みんなで会話しようぜい
12 2004.11.13 練習時間をケイタイで見られるようにしました。
13 2005.3.29 会員専用ページを設定しました。
14 2005.9.25 落書き帳 BACKUP作成。(重くなってしまったので・・)
15 2011.1.20 写真公開 フォト蔵
16 2011.2.10 YOUTUBE 公開
17 2014.4.1 チャット閉鎖
18 2017.4.18 掲示板新規設置 画像もいけます。

落書き帳 BACKUP 「ある日のテニスコート」のページに保存してあります

2018.1.15
今日も練習です。ミッフィーというグループが月一回練習しています。かつて僕が八尾に入った時市立清友高校を卒業したばかりの6名ほどが一緒にクラブに入りました。そのうちの一人前田さんが今は結婚されて羽曳野に住んでいます。彼女は熱心にテニスを続けていて月一回羽曳野コロセアムを予約してくれるのです。気の合った人たちが集まりテニスをします。男子では45のチャンプ佐々木さんが来てくれるので色んな意味で刺激になります。彼は運動能力が高く前後衛どちらも器用にこなします。どちらもかなりの力です。彼のチャンネルで色んないい選手がやってきます。今日は茨木クラブの田崎さんが来てくれました。50のクラスでは大阪で上位に来ます。少し変則ですがストレート展開から逆クロスへもっていくことが多いようです。流すのが得意ということでしょうね。バックハンドとサーブが少し弱いのでちょっと強化が必要かなと感じます。粘り強いことと予測がいい、足が速いことが素晴らしいですね。ミスしないで相手がじれてそこを前衛が決めるというペアなのでしょう。また来てほしいと思います。

2018.1.14
少し暖かくなると言ってたのに朝は室内でも6℃、厳しい寒さが続きます。陽射しはまあまあ、昼から八尾homeに向かいます。着いたところ2名。少しずつ増えてきますがまだまだ少人数です。一時期20年以上前ですが、一昔前の宮町テニスコートでは冬に誰も来なくて東山さんや今は吹田クラブの高田さんと一日中ラリーをしていたのを思い出します。そのころに比べればずいぶん多いのですけどね。
 今日も男子6名、前後衛3名ずつで回していきます。3試合やるとクタクタです。体力もまだ戻ってませんね。

2018.1.13
年末年始と色々なことがあってテニスができていませんでしたが、木曜日1/11より再開。インドアで行いました。最初は自分の体、目、手なのかと思うくらいひどい状態でしたが、何となく思い出してきて30分くらいでかなり回復しました。試合はやはり大分遅れるなという感じで普通ではなかったです。しばらくは基礎練習をすればいいなと思ったものです。
 夜は体育館で八尾の初打ち。こちらもラリー中心で行こうと思っていましたので無理なくやれました。
ただ、いきなり長時間の練習では膝と足首、そして方に不安がありました。ここで故障をしてしまえば元の木阿弥です。流石に調整しながらの一日となりました。その日は何とか大丈夫でした。少し疲れていますが、3週間のぐうたら生活の後です。仕方ないでしょう。次の日の朝、何ともないのに一安心でした。
1/12は八尾のレディースと吹田高校へ。八尾レディースも朝9時からやってましたが、ちょっと元気がないのとスロースタートで昼から少しだけ参加です。14:30にはお暇して吹田へ。長期間見ていなかったので彼らの成長が楽しみではありました。男子はほぼ2年間、女子も2年間見てきた子たちはまあ思ったようには伸びてきています。技術的にもう少し、精神的にはこの春までにどれだけ自分のものにできるかです。時間はあるようでないのが現実ですが、それを認識しなくてはいけません。計画を立てそれができるまではコートを後にしないくらいの覚悟が必要です。

1/13は橿原クラブへ。非常に寒い日でしたが風はあまりなくてテニスはしやすい日でした。ただ寒く山から雪の花が舞ってきます。メンバーも少なく後衛4名、前衛2名。非常に中途半端なことでした。ゆっくりと調整したいと思ったのですが、思いがけず4試合もやってしまい、これこそ体に良くないと思いつつ抜けるわけにいかない辛さです。まだ小早川さんとのコンビネーション、戦い方が戻っていないようです。相手もシニア45,50ですからボールの厳しさも一寸60とは違います。でもこれくらいに対応しないと60の強打者にはまた同じことになってしまうでしょう。いい練習だと思い工夫して勝つ方法を模索します。僕ももう少しです。ボールの側には行けるようになりました。しかしまだ捕えて仕留めるまでいってないのです。もう少しかなと・・。
2018.1.1
皆様、2018年の新年明けましておめでとうございます。今冬はかなり厳冬で特に日本海側、北海道は豪雪と聞いております。友人の方々も多数いらっしゃいます。特に男子シニアの年代は、冷えに対して若い時には感じていなかった体への負担の大きさを痛切に感じるようになって初めて、若い体の活性化とはすごいものだと痛感するものです。
 女性は冷えに対して敏感ですし対策も十分していますが、男子は軽んじる傾向があります。しかし毛細血管の老化に伴う冷えは恐ろしいです。気を付けましょう。手首、足首、首を温めることが重要です。後は毛細血管の再活性化をさせることで温かい血液を末端に送り届けるのです。対策はゾンビ体操、食物ではシナモン、納豆などがいいと言われています。紅茶にシナモン粉末を入れシナモンティーにして呑むのがいいのかもしれませんね。
 さて私は今八尾にいます。実は1977年に大阪に出てきて以来初めてのことです。実家の岡山で両親と迎えるのが当たり前と思ってましたが、体調を崩しやっと大晦日で回復できたので元旦の里帰りとなった訳です。母は寂しがっていますが優しい甥や姪とその旦那が今日は一緒に年越しをしてくれています。92歳の彼女は幸せに新年を迎えられたと思います。

 さて今年は年齢では65歳となりシニア65に突入ですがもう一年留年します。ペアが今年4月以降に65歳となるためです。このクラスには6年いますが我々は次の年度につなげるようにすることを目標にします。チャンピオンシップトーナメントに出る以上目標はどんな大会でも優勝です。もしくはそれと同等の価値のある試合をしたことです。トーナメントは運のようなものがあります。早い段階で強豪同士が当たり、これが決勝戦だったねということも多々あります。そういったことを指します。簡単に負けてしまうようでは弱いだけですので。
 いつでもそれだけの準備をして臨みます。勝負運とドロー運を味方につけたものがカップを手にするのです。

2017.12.31
 いよいよ2017年も終わりです。そして来年で平成も終わり新元号が使われます。いろいろな意味でのピリオドともいえる今年の12月25日に私はまた原因不明の嘔吐に襲われました。一晩中のたうち回り次の日朝から内科へ。正月と類似症状なのでかかりつけの医者に行ったほうがいいとの判断です。
 脈拍はやや速いのですがそれ以外の検査項目は殆ど正常値でした。黄疸が出ているんじゃあ・・との医師の意見もありエコー検査で内蔵の状態(大きさやポリープの確認)をしましたがこれも問題なしです。前回は血圧が急激に上昇していました。正常に戻った途端に症状も消えたのです。しかし今回は血圧も高くなくて一向に嘔吐感と倦怠感がなくなりません。体を横にしても縦にしても頭痛や動悸が繰り返しやってきて絶望的な厭世観に苛まれます。
 体調が悪いと、話しをするのも嫌になります。特に電話がきついですね。年末なので帰省して母親と過ごすのが慣例です。今年は早めに帰って私の息子の家族が集合して新年を祝うことになってますが帰ってこないので毎日電話があります。もちろん心配してくれているのはよく分かってるのですけどね。
 12/31になってようやく回復してきたなという感じがしてきました。でもまだ不安です。若い時のようなクイックレスポンスが体にも無いのですね。

2017.12.22
今年も残すところ10日を切りました。寒さが今年は厳しいと感じていますが、ここ2日ほど少し緩んでいます。それだけでも温かく感じるのは人間の適応能力の高さなんでしょうか。
 仕事をしていた時に比べて、年の瀬というものを感じることがあります。いつもと違った道の混み具合やざわついた街の様子など自分だけがさほど変わらないが故の空気感の違いなのかもしれません。年賀状をゆっくりと準備して、一枚一枚書いていく。普段全く思い出すことのない人でも昨年の賀状を見ながら、その時間だけはその人のことだけを思って簡単な言葉を添えていく。そういったゆとりはこの退職後でなければ得られなかったものです。年賀状など形式的だとおっしゃる方もいます。でも私はそうは思いません。この人生で70億人もいるこの世界で知り合えた人々の中で自分に関わりをもって、元気に暮らしていることを確認しあい、当時を一瞬でも思い出す機会をこの一枚の葉書に向き合うことで得られるのです。それはとても素敵なことだと感じています。
 そろそろチラホラと本人の訃報も舞い込みます。そんな歳になったのだと今更ながらに思います。それだけに一層大切にしなければいけないものを感じてしまうのです。

2017.11.23
毎年恒例の勤労感謝の日の試合は茨木市の高岡杯です。早や25回を迎えるこの大会は一年の最後をに近く、いよいよ千秋楽といった位置づけです。最近では参加数も多く会場が数か所に分散して行われています。今年は市の中央公園コートでした。60,65歳男子と最も多いクラスを集めて行われました。しかし3面であることで参加数19,16チームと多いためにローカルルールが適用されました。デュースなし。と簡単な一行が追加されるだけですが、それは厳しい感じがします。でデュースがあることで普段は一本の厳しさを忘れていたのかもしれないのです。
 リーグ戦は我々は4ペア、強敵は新開、杉野ペアです。しかし2位位上がりということで少しホッとした面もあります。最初は升田・蔵ペア。後衛さんは若い時に見たことがありますが、シニアになってからはあまり試合には出ていないようです。試合が始まると丁寧にラリーは続きます。中村さんもミスが早いだろうと思って後衛前に返します。しかし思惑通りにはいかず何本でも続けることができるようです。何となくサーブゲームを落とします。しかしレシーブゲームをしっかり取ってファイナルへ。危ない試合でしたが最後は逃げ切りました。
 2試合目は奈良・豊中の荒木・山﨑ペア。荒木さんはよく打ちます。縦面が得意でストレート逆クロスへ打つことができます。何本か抜かれました。しかし山崎さんがちょっと大事な時のミスが多く勝ち切れました。新開さんも2勝してますのでリーグ抜けは決まりました。後は1,2位でトーナメントの位置決めとなります。新開さんとやるのは久しぶりですがやはり練習とは違いますね。特に我々には気を入れてきています。少し思い切って勝負をしてみようと思いましたが、まだ勘がよくないですね。先日の大会では少しいけたかなと思ったのですけど、まだ真ん中に立てていない自分が分かりました。どちらも中途半端になってしまいます。どちらも守っているようで守っていない、攻めてもいないポジションということができます。中村さん、私と2人がボールから目が離れて落ち着いてません。リードしても追いつかれる、決めきれないということが続き1-④で負けです。ただまたやる可能性も残っています。できれば決勝までいきたいものです。
 トーナメントが出そろいました。1シードは柿原・前川、我々はその下のパックにいます。相手は小西・東ペア。初めて見るペアですが、予選を見る限りでは東さんは相手を自由にコントロールしています。そうさせないポジションとボールを打たなければなりません。小西さんとは毎週水曜日のナイター練習仲間ですので最近の力のつけ方と安定性が非常に増してきたと感じています。バックを左利きの選手では珍しく打ち切ってきます。この辺りが怖い要素ですね。4試合目ともなると中村さんんは次第に自分の世界に入っていきます。集中力が増し打点も上がってくるのです。その点で小西さんとのストローク合戦に少し勝っていました。東さんも小西さんが圧されているので防戦となります。逆に私は勢いに乗って前でボールが捌けます。ここは④-1で勝利でした。
 パックに入っているので次がやっと4本掛けです。しかも第1シードの柿原・前川ペアです。柿原さんとは昔から何度もやっています。練習会でもローカルの試合でも幾度となくやっているのでお互いに長短よくわかっているのです。左利きなので狙いどころはやっぱりバックでしょう。フォアは自在に打ちますしオープンなのでちょっと絞りにくい。彼もバックは自在に引っ張りますがフォアよりはましです。1ゲーム目を簡単に落としこれはヤバいか・と思いましたが、2ゲーム目を取りちょっと落ち着きました。ここから2-2まで一進一退です。5ゲーム目を割と思い通りの展開で取れたのが良かったです。次のゲームはうまくバックを攻めそのまま逃げ切りです。④-2
 準決勝はもはや暗くなり、鳥目の私は見えにくいですね。ちょうど黄昏時から陽が落ちる時でした。それでも先行して2-0。ここでちょっと落ち着いたんでしょうか?というか、気負ったのか中村さんのミスが連発でした。そこで少し丁寧に行ったようでした。すると、今まで全然あっていなかった村田さんにボレーを次々に決められます。逃げると叩かれ、サイドは待たれ‥といった悪循環です。私は途中で展開を変えようとクロスポーチに行ったりしたのですが、どうにもなりません。流れというのは怖いものです。2-④で負けてしまいました。
 決勝は堤下・小森④-2中村・村田でした。3ゲームまでは一方的に堤下ペアが押し3-0。このまま・・と思いましたが、やはり少し大事に行ったのか挽回され始まます。流れが変わり堤下3-2となりました。6ゲーム目も2-3のゲームポイントでしたが、小森さんのス~ッと流れるようなサーブが短めにバックサイドに入りました。ネットを越えてもボールが全く見えてないようで村田さんノータッチ。デュースとなりました。呆然とするのですが、ナイターの影響でしょうか?風は堤下小森ペアに吹いたようです。次のラリーも長かったのですが小森さんのストレートポーチボレーでアドバンテージ。最後もうまく決まりました。これはファイナルならわからないゲームでした。怪我を負いながら要所を締めた小森さん。素晴らしい精神力と安定感、非常にフォローがうまく、よく見えてるなという感じでした。ただ脚は大事にしてください。無理は選手生命を縮めます。
 今日の収穫は6試合の長丁場に脚が十分もったこと、少し勝負勘が戻ってきて攻撃ができるようになったことです。この冬はこのまま足の周りの筋力をつけて来年は復活したいと思います。

2017.11.19
八尾選手権大会が志紀コートで開催されました。今年はことごとく多くの試合が八尾の大会と重なり久々に出場です。不振のため練習も兼ねて小早川さんと参加しました。速いボールへの対応が苦手なのでそことやることを頑張ってみようと45歳の選手が出てくるこの試合に誘ってみたのです。9ペア45歳以上65未満がいましたので4ペアの45-55歳、5ペアの55-65歳クラスでリーグ戦を行い上位2ペアでのトーナメントとなりました。
 55以上では最初は東西田渡辺ペア。最近では東西田さんのボールも速く安定してきましたし、渡辺さんとのコンビも非常に良く、春の大会は優勝でした。油断はできません。しかし相手が小早川さんとあって何本でも返ってきます。そこはまだ何本でも続けられる後衛とは違い3本が限界ですのでミス先行で焦りが出たのでしょう、④-0で勝てました。2試合目が以前インドアでも負けた堀内大橋ペアです。この日は堀内さんの調子がよく殆どミスはないのです。チョコチョコと大橋さんが動き回りなんとなく試合が終わってしまいました。1-④で負けです。まだこの辺り自分たちが負けかけたときブレーキがかかりません。3試合目は丸山東山ペア。丸山さんは横に振られると弱く脚がついていかなくなってます。ロブと前後に揺さぶることで難なく勝つことができました。速いボールを定位置に返すとボールが速く重いだけに厄介です。途中我々以外には声もよく出ていました。④-0で勝ちです。我々と高橋松林ペアの最終戦前に全勝ペアがいなくて我々の勝敗で順位が大きく変わることになってました。勝てば1位でしたが負けでは予選落ちとなります。高橋さんも今日は調子がよさそうですでに2勝しています。勝ち負けに関係なく予選通過が決定しています。試合が始まると風が強くロブ展開の多い小早川さんには不利かと思われましたがさすがにボールコントロールには定評があります。ほぼミスなく打ち分け逆に高橋さんはミスが出て④-0でした。その結果1位通過。
決勝トーナメントは若手の2位西川さんのダブル前衛ペアです。ラリーを横目で見てみましたがやはり若くてボールの切れがいいですね。前衛とはいえ侮れません。試合が始まりました。我々はサーブからでした。1本目バックに入ったレシーブを中ロブでノータッチ。あれ‥と思います。あれだけ打っていたのにロブからか・次もその次もバックに入ると殆どロブです。これは打てるだけ自信がないのか・ですね。フォアもやはり後衛とは違います。時々は非常に速いボールもあるのですが続きません。ミスが多いのです。前半はそれでも速いボールと西川さんの広いリーチでアップアップでした。ただ後半落ち着いて処理ができるようになり逆に相手のポイントが減っていきました。④-2で勝利でした。
 決勝の相手は佐々木広渡ペア。高橋松林ペアはあまりテニスをさせてもらえず終わったようです。今度はレシーブからです。佐々木さんはサーブに自信があり取りきれると思ったのでしょう。打球力はありますが最近切れが乏しいように思います。1-2年前のようにどこにでも打てるぞ・という感じではなくなってきています。ちょっと首を振ってみただけでサイドアウトもありました。スッとかわす余裕が感じられません。ゲームカウント3-1となり、このまま押し切れるかと思いましたがそこは顔色を変えて打ってきます。ボールが締まりだして小早川さんが広渡さんに捕まり始めました。ちょっとしたことで風が一気に変わっていきました。3-3ファイナルです。1本目、もつれにもつれたボールがネット際に返ってきて1mだが小早川さんトップ打ちバックアウト・力が入るんですねえ。その後も一本ずつポイントミスの繰り返し。3-3で僕のサーブ。緩いサーブを入れてみようと思いセンター気味に短めのファースト・、佐々木さんネット! ラッキーと思ったのですが、次のサーブ入れて返ってきた球をカットツイストしたら前衛に読まれてポイントされ4-4。次はサイドパッシングが決まり5-4。と思ったられファーストサーブが体の中心を狙われ飛ばずネット5-5。レシーブサイドパッシングをボレー6-5。次はクロスへボレーを追われて6-6。僕のサーブで少し速めのサーブをフォアサイド内側に入れレシーブバックアウト7-6。次のサーブをゆっくりと入れて返ってきたボールをもう一度カットリターンで前につこうとした途端、少しボールが浮いたので慌てて広渡さんが取りに出てボレーバックアウトでゲームセット。ファイナル8-6でした。
 何はともあれ最終戦で佐々木さんに勝って優勝できたのは嬉しいです。本当に今年はいい年でなく、前後衛揃って故障するというアクシデント。それに大きな大会では若い強豪との対戦が早めにあり勝ち上がることができませんでした。選手権では近畿大会で3位が最高でした。小早川さんと組んでいない試合も2位が最高で3位が多く特に全日本以降は予選落ちが続いていました。‥もう駄目なのかなあ・・などとも思いましたが、いやそれでも!ととにかく試合勘を失わないように出続けてみようと思ったのです。いい時もあれば悪い時もあります。何とか来春までに体を戻しさらに強化して戦列復帰できるようにしていこうと思います。今が底、何とかなるでしょう。

2017.11.18
今日は「国際観光カップ 中国オープンソフトテニス大会」シニアの部です。大勢の選手が集まりました。同日にシニア東西対抗が長浜ドームで開催されています。岡山、兵庫の今年西日本選手権で上位に入った数組は出場できていませんがそれでもなかなかの顔ぶれが揃っています。広島までは車で行くのはちょっと苦しいので電車にしました。前日の11.17金曜日に朝出かけて昼からは練習。こちらも地元や泊りで参加している人たちと練習しました。膝の痛みに甘えて体を動かすことも少し止めておいてたのですが、少しちゃんと動いてみようと思い気合を入れてやってみました。するとやっぱり気のものなんでしょうか、結構取れたりもするのです。特に男座さんや向かっていける相手とやる時は躊躇なく出ていけるし割り切って守りもできるのです。決断力が今ないのだと思いましたが、同時に少し回復してきたのも嬉しく思いました。明日はこの調子で頑張ってみようと・・。
 夜のうちに雨が降り朝にはまだ少し小雨がパラついていました。でも試合ができないほどではありませんん。人工クレーコートはしかしなかなか特徴のあるコートです。カーペットの上にはかなり多量のガーネット微粉が撒かれていて、これは重いので風では飛ばないのですが足で蹴り飛ばされて砂の濃淡ができます。砂場でボールが載ると弾まないし飛びません。少ないとことでは回転によって伸びたりのします。球足に統一性がないのが特徴です。これが勝負にどうかかわってくるかは誰にもわかりません。
 今日はペアは井場さんです。初戦は仁方越さん。何度もやってますが、彼らは広島でよくやってるだけに井場さんの癖が分かっています。中ロブを待たれてしまいました。0-1から2ゲーム挽回し2-1.次を取ろうと焦りすぎて2-2.嫌なムードです。でも次も粘って獲り3-2。やれやれだと思ったとたん3-1となって獲られればファイナルでややこしくなります。一本ボレーフォローが決まり。次は相手のストロークミスでデュース。次2ポイントを締めて④-2でしたが、あまり褒められた内容ではありません。次は須藤・片山ペア。先日の福山井ノ口杯のチャンピオンです。それだけに乗っています。須藤さんには小早川さんと組みスーパーシニアで勝った後、黒田さんと組み2連敗。今日はまた新たな井場さんと組みどうなるでしょう?
最近の井場さんは昔と違って中ロブ中心です。打てないわけではなくてボールを回してノータッチを取るという感じのテニスをします。誰にも負けないシュートボールがあるのですからそこを中心に組み立てれば‥と思いますが、考えのあってやってるのでしょう。自分がやりたいことが何なのかを最後にできるようにしておくのがいいと思います。この日もやはりそういった展開で入っていきます。難しさもあります。そこで叩かれてしまえば思ったように進まないので組み立てが狂ってしまいます。その人によってどういう組み立てをするかは経験と勘なのでしょうが。僕も1ゲーム目に比べて体は動くのですけど、切れがまだ戻っていないなと感じています。昨日のようにできればいいのですが、練習ではできても試合で使いこなすにはまだ勘が戻っていないようなのです。手を伸ばせば決められた甘いボールが数本ありましたがそれもスルー。1-2からの3-1で須藤さんのアタックをわかっているのに前に体が詰め切れず弾いてしまいました。そこから追いつかれて結局落としゲームカウント1-3に。まだ駄目なのはそういったところです。そこから諦めないのが私なんですが、焦りが先立って冷静に挽回する戦術が分かりません。絞れるボールも朧気ながらにわかっているのに足が動かないのです。判断力より決断と行動力が足りません。結局その日も1-④で負けてしまいました。この日は60のクラスでは色んな試合を見ましたが、少し皆技術的に落ちてきたのかなという感じが見られました。体力の低下に伴うものでしょう。後衛は振られたボールに追いつく足がなくなってます。前衛も目の衰えに起因するような簡単なミスが多く見られました。仕事も終了し、練習量が足りてきているので上手くなったなあという西日本、全日本の時の印象とは別に今日は寒さの影響からかもそんな印象でした。決勝は新開杉野2-④須藤片山の決勝でした。須藤片山ペアは広島大会は福山と連続優勝です。また安定したペアができました。
 

2017.11.16
10月の終わりに合宿をおこなって以後、10/29の福知山全関西は中止。今年は雨が多く僕の膝のためにはいいのだけど欲求不満の高まる年だ。11/3は福山での井ノ口杯。黒田さんと参加したがリーグ内で2敗。最低の結果となった。柴田桑田ペアに1-④で負けてしまい意気消沈。春は2で勝っているのでちょっと安心したか‥何の根拠もないのに‥と今では思ってしまいます。柴田さんの絶妙な中ロブと針の穴を通すコントロールにやられたのでした。ミスしないので焦ってくるのでますます悪循環です。2戦目は宗重辻ペア。相手は初戦だったので体があまり動いていなくて、特に辻さんのイージーミスで3-0まで割とすんなりといきました。しかし相手のミスで進んでいる試合というのは怖いものです。相手がミスをし無くなれば今までのこちらのポイントは自然に相手に加算されるのです。一挙に逆転です。御多分に漏れず1ゲーム取られるとズルズルとあっという間にファイナルです。1本マッチがあったのですけど取りきれずファイナルもなんとなくミスが重なり4-7負けです。なんとなく体が重いのと思い切っていけないのと膝をかばっているのかボールが読めません。読んで勝負に行くことはまだ無理なようです。全日本までに仕上げた・と胡麻化していましたが全然駄目だったんだと気づきました。自分の心をごまかそうとしても本当はわかっているのです。
 一週間後の堺オープンは小早川さんとです。今期はあと2試合。一つくらい勝っておきたいと思いましたが、世の中そう甘くはないですね。プログラムを見ると厳しいものです。リーグ内は南部竹村、堤下小森です。2位上がりなので・・とは思っても2位で勝つことはやはり少ない。また本当のトーナメントでは2位上がりなどないですから絶対勝っていくんだという気でやらねばならないのです。南部さん相手で④-1でした。1-1になった時は危ないなと思いましたが、ゆったりとテニスをすれば転んでくれます。2-1からの4ゲーム目を取って3-1にしたのが大きかったですね。
 次は堤下小森ペア。どちらも1勝同士なのでトーナメントに進むことはわかってます。そしてこの対戦は場所決めです。もちろん一位抜けがいいシードをもらえます。勝つことに意義があります。しかしこの日の堤下さんは気合が入っていました。殆どノーミスです。すして中ロブ中心で取れない高さをつけて繋いできます。このテニスはコバちゃんの得意とするものですが、今日は先にミスをしてしまいます。有効に攻めるボールも何本かあってそれは取れるのですけど、連続してポイントできません。僕も攻撃に行きたいのですけど中々チャンスがなかったのが焦りに繋がりました。そして予測が全然できていないのです。攻められても止まらない、出ても先を通されるか抜かれる。ことごとく反対になるのはやっぱり余裕がないからなのでしょう。
 自分からミスをすることなどほとんどないレシーブに考えられないくらいの大きなアウトが出たりしました。東山さんから、今日はレシーブミスが多いなあ・と言われます。それだけ悪かったのでしょう。小早川さんもあまりいい出来ではありません。頑張ってくれてますが、ポイントしてあげられなくては勝てるはずもありません。申し訳ない一日でした。結局ズルズルと0-④で負けて2位上がりとなりました。
 トーナメント一回戦はやはり2位上がりの福谷高田ペアです。久しぶりの対戦ですが今まで圧倒的に我々が勝っています。ただ負けたくないという意地で福谷さんに向かっていったのです。今回もそうでした。勝手に体が動きます。でも少し遅れているのでいつもなら完全に弾けるボールをフォローされたりサイドアウトしたりで結局踏ん張らねばいけないポイントを僕がことごとくミスをして負けでした。このあたりの集中力が今はないのです。全くひどいものでした。本当に後衛さんには申し訳ない出来でしたので謝るしかないです。
 あと今期は2試合です。何とか戻しておきたいものです。

2017.10.23
私が毎年の大切にしていた行事に、岡山青年会合宿があります。何度も書いてますので聞き飽きた‥という方もいるかも知れませんが、今年で一応休止とすることを決めましたのでいろいろな思い出をめくりながら書いてみたいと思います。
 この合宿の前身は私たちがまだ30代のころから始まったと聞いています。元私の後衛の高宮さんがそれまであまり交流の無かった岡山県北と県南を一体化したいと考えた事から始まったと聞いています。20~30人くらいの30~40代の青年(成年)のころの集まりなので「岡山青年会」と名打ったと。その当時は春秋2回でした。3月はシーズン前の気持ちを固めるため、11月は色んな行事の慰労懇親会ということで春は英田の大芦高原温泉、秋は現在のホームグラウンドである高梁市の神原荘で開催していました。私はまだその頃のことは知らずにいたのです。
 45歳の時の全日本シニアで私たちが3位になり、たまたまペアを組んだ彼とずっとやっていこうと決めたのをきっかけにこの合宿に参加するようになりました。1日目の土曜日は練習で結構ハードなものでもありました。その練習風景をビデオに録り夜は懇親会をしながら全員の技術について話します。最初のころは面白おかしくそれこそ好プレー、珍プレーを探していたものでしたが、次第に欲が出てきます。もっと上手くなって外の大会(地区大会、西日本、全日本)で入賞を目指そうと考えるようになりました。そこで、鳥取の安達さん、広島の直原さんに一度でいいから参加して頂きたいと高宮さんが頼んだところ、お二人とも快諾していただきました。第1回目でお二人が参加いただいたときのことは今でもはっきり覚えています。
 シニアになるまでの一般、成年での個人の歴史話やどういったことを考えてペアを組まれているとか、マッチを取った時や取られたときどうするか・・など。お2人は全く酒を飲まれないのです。私たちは結構飲んでます。その当時は安達・直原ペアは神様のように美しい流れるようなテニスで息の合ったプレーはどのペアも真似のできないものでした。その人たちの話を一晩かけてじっくり聞けるのです。小さな質問でも真剣に答えていただきました。その時から私と高宮さんの目標は、安達・直原ペアに勝って全日本を獲ろう!、に変わったのです。漠然とした目標が明確なものに変わった瞬間でした。
 その日の懇親会に参加していただいた方々はとても幸福な時間を共有したと思うのです。それこそがこの青年会合宿を今日まで続けてこられた原動力です。今スタッフとして参加していただいてる岡山の女性陣などはその話は知りませんが、私たちが行っている合宿に賛同してそれこそ惜しみの無い献身的なおもてなしを毎回していただいています。
 毎年、全く顔ぶれが同じというわけではありませんが口伝えにこの合宿についてお聞きになり参加された方も大勢おいでです。最初は鳥取の久松クラブ、次に広島でやはり瀬尾さんが中心となり立ち上がった広友会と兵庫県の各クラブ、大阪の私のクラブと合同合宿も行ったこともありました。
 順風満帆に思えたこの会も高宮さん52歳の時、主催者である高宮さんが病魔に侵され帰らぬ人となり、一時は続行も危ぶまれた時もありました。でもそこで投げ出すのはここまで作り上げた高宮さんを放り出すのも同じです。その年の11月に高宮さんの追悼合宿を行うこととして西日本の彼と親交のあった方々に呼びかけました。以前100人集めるくらいの合宿になったらいいねと話していましたが、その時98名の参加がありました。参加いただいた方々は今のシニアテニスのいずれ劣らぬ名選手、重鎮ばかりでした。彼は素晴らしいサーブとトップストロークの持ち主で、掛け声も大きくどこでテニスをしていても、ああ高宮がやっている、とわかりました。人柄がよく何事にも全力で一所懸命・・記憶に残る選手であったことが多くの方々を呼び寄せたのでしょう。そこからは毎年多くの選手たちの参加を頂き、名ペアもこの秋の合宿でたくさん生まれました。西日本シニアのいい交流の場として少しは貢献できたと思います。私事ですが、全日本は52歳で小早川さんと、西日本は55歳決勝で安達・直原さんに新開さんと組んで獲ることができました。最初に掲げた目標をお2人の力を借りて達成することができたのです。
 20年間この合宿を小野さん、松本さん夫妻、しらかべクラブ、玉島クラブ、高梁連盟の皆さん、その他この合宿を愛していただいた皆さんに支えられて続けられました。私は文句を言うばかりで実務は私以外の方々がすべてを恙なくほぼ完璧に運営していただき、そして温かい心でお迎えいただき、送り出して頂きました。本当にありがとうございました。

 今後、できたらこの会は残しておき、今の40代くらいの方々が同じような志で始められたらいいのかなと思っています。そして軌道に乗ればまた再開したいですね。さみしくなってまた始めるかもしれません。その時はご案内いたしますのでお集まりくださいね。
 長い間、色々と有難うございました。遠方より参加いただき本当にありがとうございました。

2017.10.17
秋の長雨がずっと続いています。10/6まではテニスができていましたが、その後は家の用事や雨で殆どテニスができていません。もっともこれは恵みの雨なのかもしれないのですけれど・・
というのは、全日本シニアが終わった後に小早川さんと色々今年の反省をしました。結局つまるところはけがの回復がお互いに遅れて、練習不足と試合勘と自信の欠如という結論です。したがってこれから今期の後半戦はローカル大会の出場を少し多めにして試合勘を取り戻そうということにしました。そこでといっては何ですが、練習を今までよりも長めにしてみました。そうするとやはり疲れがたまるのでしょう、少し膝周りに違和感があるなと思っていたのですけど,10/6を過ぎた頃より左膝が痛く膝裏が張ってくるようになったのです。10/7-8のころはもはや正常な歩行が困難で引きずって歩く有様でした。整体で治療に行く時間もなく仕方なく過ごしていたのですが、やっぱりアフターケアは大切な歳になっているんだと痛感しました。
あれから10日あまり。整体にも行き、休養も幸か不幸か取れました。膝より下を保温して冷やさないようにしたところ、やっと痛みは軽減されてきたのです。張りも無くなってきたので、明日のインドアから再開しようかと考えています。本当に体の一部に故障があるというのは辛いもんです。

10.7は大阪府高校新人戦の団体女子の予選会でした。個人戦は全滅してただの1本も中央大会に駒を進められませんでした。技術は数年前に比較して各段んに上達しています。それなのに勝ち切ることができません。先生に内容を聞くと、惜しかったんですよ・・、と。惜しかったというのは何度も聞きました。そこを乗り越えられないのは何かに甘えがあるのでしょう。心が弱いのかもしれません。勝ってないという自信の無さかもしれません。勝ち方を知らないということでしょう。一週間前に男子団体戦がありました。3組のリーグ戦で1試合目は勝ちました。1勝同士の決定戦、相手は岸和田高校です。かつては強い学校でしたが、現在はそれほどでもありません。普通に力を出せば勝てると思っていたのですけど、結局1-2、それも1-1で3番勝負を勝ち切れず負けてしまいました。今まで1番手だったペアが負け、キャプテンの3番が天秤で負けるようでは、やっぱり何かが足りないのでしょう。
個人戦が終わった後、団体戦で男女どちらかが予選を突破しないと指導は打ち切ると宣言しました。その時、2名が何とかしますと言ってきました。少し自覚が出たと思ったのです。しかし、結果は負けでした。今まで勝てなかったおそらく将来は1番になると思われたペアが1-3から逆転して勝ちました。その前衛は負けた後も、団体戦は個人が勝ってもみんなで勝たないと意味がない、と自覚したようで、これからは全員上手くなるようにします、言ってきたので収穫かな・と思います。ただ大部分の生徒は自分のことだけです。そこがまだ全くといっていい程分かっていないですね。
男子が負けてしまったので、女子が負けると・・終わりです。吹田高校として今が一致団結して女子を応援することが今は大切だと思います。他力本願になってしまっていますが、自分たちのできることはそれしかないのですからね・・しかし何人かの男子に・今一番やらなくてはいけないことは・と質問をしてみても・女子を応援することだ!と答えた生徒は一人もいません。まだまだチームとして全く何もできていないんだな、わかっていないんだな・と思ったものでした。クラブ活動にとって One for all,all for one ということは基本中の基本ですが・・
女子の試合が始まりました。一試合目は寝屋川高校、友人の関さんが外部コーチで行ってます。同じような問題を今の子供たちは持っている・この学校も同じであることを知っています。例年結構できる子が一ペアはいます。そこをオーダーで切り抜ければ十分勝てると思っていました。1番手はキャプテンペア。彼女たちはペアとして決して予選で負けるような子たちではないと思っていました。女子のブロックは結構きつく上手な子たちが多いのです。裏返せば他のブロックと当たるほうが勝ちやすいとも言えるのです。ここは④-1で勝ち。2番は最近やっと目覚めてきた2年生と1年生初心者前衛のペアですがなんとファイナルまでいきました。惜しくも敗れましたが大健闘だったと思います。3番は一年生のホープペア。後衛力はかなりのものがあります。先日和歌山信愛高校に練習に行きました。その時このペアは信愛高校の下位ペアだとは思いますがファイナルまで取れました。見ていても試合運びに卆がない、細かい足さばきとバックハンド、サーブと技術を少し改良すれば十分に戦えると考えます。3番勝負、彼女たちは④-1で勝ち,2-1で勝利。2試合目は寝屋川高校に負けている狭山高校。これは1番④-0、しかし2番0-④、ここも天秤となりましたが3番は④-1で勝ちました。リーグを勝ち上がり予選通過です。
あれほど男子には応援に行けと言ったけど、誰も行ってなかったようです。事の重要性をわからない・・これは問題です。勘の鋭い人は細かい観察力ができるのです。勘というのは脳のレスポンスの鋭さを意味します。判断力、決断力です。そこから先の体の動きは運動能力、そこから先の技術力は基本技術練習によって培われます。これらすべてを習得する事が重要なのに、彼らは最後の技術力だけを欲しいと願うのです。人を思いやったり、友達がうまくなったらいいライバルができた・それより自分はうまくなろう!と思えばいい。そうすれば全員でうまくなっていけるのです。強い学校はその中で競争があり、外に出ても個人戦では決勝で当たったりします。決して1ペアだけが飛びぬけて上手いことなどあり得ないのです。見本があれば自然にうまくなっていきます。もっと切磋琢磨していいライバルであり、いい仲間であって欲しい。団体戦で是非とも大きな舞台に立ってほしいと願うものです。

2017.10.4
全日本シニアが終わると秋が深まった気がします。特に今年は10月に入り、テニスをする気候としては最高のコンディションでした。結果は残念な結果でしたが勝負はどうなるかわからないものです。シニア60の今回の出場メンバーは多彩でしかも強いメンバーが揃っていました。各選手の地区でのポイントが加算されるわけでもなく現在の実力の序列は判然としません。そしてドローは前年の成績から振り分けられます。偏りが生じるのは仕方ないことでしょう。そしてトーナメントの宿命は、どこでどんな強敵に当たるか分からないということなのです。そして目的は優勝なのですから、その途中の障害は文句を言わず取り除かねばならないのです。今年も1-2回戦で非常にすごい対戦となっていました。随所にそれが見られます。昨年の成績が良くない場合はどこに置かれるかも分からないのが本当のところですから。上位にあげっていくことが目的ならベスト4に入れば満足する人もいるかもしれません。しかしトーナメントはあくまで一発勝負で優勝のみを争うことが目的です。一年通して何対戦も同一チームと試合をするプロ野球やサッカーとは違います。優勝したチームは今年は篠邊・石川ペアで第1シードしかも大本命でした。彼らはプレッシャーもあったでしょうし途中に4掛けの常久・藤原ペアもいましたし、決して平坦な戦いではなかったと思われます。そこを勝ち抜いた彼らは素晴らしい勝者だと思います。第3、第4シードの山は毎年いつも厳しく大体がここの山から出てきたペアが優勝する確率が高いです。我々は第3シードの山でしたが超激戦でした。1回戦が藤平・宍戸ペア。藤平さんはもう5-6年年くらい前まで世田谷オープン大会に出たときのペアを数回組ませていただいてます。大体入賞していますのでストローク力展開力もある後衛さんで強敵でした。まあ後衛さんには先入観を与えないように何も言いませんでしたが。少し練習が足りてないのと風が強かったこと、前衛さんが少しミスが多かったことで④-0で勝ち。2回戦は松舟・大川ペアでした。今年3回目の対戦です。しかも西日本は同じブロックで負けて予選落ち、今回も2回戦とかなりの高確率で当たっています。これも運なのでしょう。しかし最初に言ったようにトーナメントはどんなタイプと当たっても勝つのは1ペアです。苦手なタイプに負けるようでは真の勝者にはなれません。すべてに勝ててチャンピオンと言えるのです。そういった意味で我々はこのペアに勝たなければならないのです。それは年齢などにはよらない心の強さが大切となってくるのですから。例えば65歳の部の袴田・菅野ペアはその年齢では5歳のハンディなどは微塵も感じさせない戦いぶりです。55-65歳の部を通じていったい何度勝っていることでしょう。そういった真のチャンピオンになりたいと思っています。しかし、現実は厳しいです。最初からビシビシと打たれ短くなったボールはそばを通されます。一本でも止めてやればまた違ったのでしょうが弾かれます。なすすべもなく0-3.このままではいけない、何とか1ゲームを・・と気を入れていきます。少し前にぴったりつきプレッシャーを与えれたのかストロークミスが2本。3-2から深いレシーブをサイドアウトしてくれてやっと1ゲーム取れました。5ゲーム目を取れば相手も焦ると考えましたがサービスで先行しては追いつかれポイントが取れません。一本のポイントは大川さんのサイドアタックで凌がれ次のサービスを強いリターンで返せずサイドアウト。前衛側のリターンを僕の目の前のボールをコバちゃんが走りこんできたのだけどイレギュラーして弾まずノータッチ。また負けました。今回もビデオを見て反省するにディフェンスがしっかりしていなかったことが前衛としての反省です。短くなったボールをシニアになると後衛もボールに自信がないから攻めません。どうしてもディフェンス力は甘くなってしまっています。小早川さんも確かに打ち負けてボールは短くなっていますがそれでも何とか頑張っています。私のディフェンス力の無さが今回の敗因でしょう。松舟・大川ペアは次の対戦は井場・栗尾ペアです。彼らは2回戦 俵・飯田ペアを接戦で下して上がってきました。最初は井場さんが対等以上にラリーをして栗尾さんも攻撃が面白いように決まっていました。あっという間に3-0となり、今日の出来なら井場・栗尾ペアの勝利はほぼ間違いないと思われました。4ゲーム目、松舟ペアも粘りを見せます。クロスのラリー展開からロブ、ストレートと長い激しいラリーが続きましたが、ガクッと井場さんが膝に来たように少し短いボールを裏面で返しました。そのボールがアウト、流れが変わった瞬間でした。そこから松舟さんは今までほとんど優位に攻めてなかったのですがガンガン打ち出します。栗尾さんも今まで取れてたボールが弾かれたりネットしたりでポイントが殆ど無くなりました。そこからはズルズルと逆転負けで3-④です。強打者2ペアを抑え次は2日目。1試合目は柿原・東ペアです。私は65の部を1試合だけ見てこの会場に来たのでこの試合は見れてませんが④-1で松舟ペアでした。あとで東さんと話しました。何もできず一方的に打たれたとのこと。今彼らにどうやって勝てばいいのかわからないとの東さんにしては珍しいコメントでした。それだけ彼らの力に勢いがあるということですね。大川さんは無理をしないでチャンスをしっかりと待っています。その戦い方でいいと思います。それだけに安定感があって隙が見られなかった。以前は少し困れば大川さんに・・というところもあったが今はペアとしての戦い方が分かってきたようで、強くなったという印象です。ベスト4に彼らは入りました。この山を登ったのは素晴らしいと思います。準決勝は横綱 篠邊・石川ペアです。柔軟性、攻撃性、読み、対応力、サーブレシーブとどれをとっても一流の笹邉選手。オフェンス、ディフェンス力を兼ね備えスマッシュ力、レシーブ力の優れた石川選手、彼らのペアは現在のペアで最強と言っても過言ではありません。準々決勝で篠邊・石川④-2常久・藤原の試合が事実上の決勝戦ではありました。ゲーム初めは常久さんのストロークが冴えサイドセンターと厳しく攻めます。浮けば藤原さんの弾丸スマッシュでポイントになります。途中までは常久ペアかと思いましたが、後半から石川さんが常久さんのボールに対応し始めました。そうすると今度は逆転で篠邉選手のボールが生きてきます。常久さんのボールがアウト多くなり勢いも衰えてきました。スタミナが持っていないと感じます。もはや勝負はつきました。④-2篠邊ペア勝ちです。1,3シードの山からは3シード谷本・小森④-3吉岡・兼田でした。両ペアともマッチを握りましたが、ミスでつぶしています。こちらの試合はミスで進行して行きました。決勝は篠邊・石川④-0谷本・小森でした。谷本選手のボールをいとも簡単にコントロールしてしまいます。谷本ペアはボールを支配することは一度もなく敗れました。小森さんもパターンに入った時の数本ボレーが決まっただけで後は何もできなかったですね。ちょっと付け入るスキがなく終わったという感じです。
今年も終わりました。秋のローカル大会でまた反省と新しい試みにチャレンジします。

2017.9.13
9月に入り急に秋が感じられるようになりました。昼はまだ太陽の光は強くウェアを通して刺すような陽射しの強さがあります。ただテニスをしてももはや疲労が大きく蓄積するということは少なくなってきました。木陰で休めば爽やかになってきました。夏の間練習をしてきたので体が楽に感じられるのでしょうか・・これからが本番という気持ちにさせてくれる風です。
9/3は鳥取久松クラブ杯です。もう何回参加したことでしょうか?最初は武田クラブにいたころからですから成年でした。開会式で会長の原田さんがおっしゃってましたが吹田クラブがバス一台で参加していました。我々は参加させていただき前日練習から懇親会、試合バス旅行と本当に楽しい頃でした。それから高宮さんと組みその後新開さんと組み男座さんや堤下さんなど多くの後衛さんにお世話になりました。今年は岡山の黒田さんとペアでした。先週丸亀の近県大会で準決勝2-④で負けたところですが、昨日の敵は今日のペア・・今日はともに頑張るのです。ここ2年くらい参加していないので内側に入っています。そしてリーグの中山名・松村ペアがいます。山名さんは僕の弱点をよく知ってますがそれは練習でのこと。試合での集中力と練習での反省を含めた試合への対応力が僕の強みでもあります。それよりも黒田さんの安定性と攻撃力は勝っています。④-1で勝利です。我々はリーグを2勝で勝ち抜けましたがもう一度勝たなければベスト4にはなれません。その相手は緒方・荒川ペアです。当たるようになればよく当たります。先週も丸亀でリーグ内で当たり岡山竜王では黒田・近藤/緒方・荒川/佐藤・高原が同じリーグに入ってました。こんな時は全日本でも近くにいるやもしれません。その時のためにも絶対に負けるわけにはいかないのです。黒田さんは連敗しているそうですので彼も絶対負けられないでしょう。つまりいずれも先のためには負けてもいいけど勝つ手段を確立しておかなければいけない相手なのです。前回も前々回も緒方さんは早めに仕掛けてきます。短いボールは必ず攻めてきます。僕の読みと緒方さんの読みが勝負です。また黒田さんと荒川さんの勝負でもあります。この試合1-1での次のゲーム1-3から逆転できたのは大きかったですね。大事なポイントで緒方さんがダブルフォールト、サイドパッシングのネットアウトこれらが3-4本ありました。我々もミスやアウトもあったのですが落としてはいけないポイントを取りきれたので勝てたのでしょう。勝負としてはどちらに転んでもいいような試合でした。ゲームカウント2-2からの3-2にした時点で緒方さんがだいぶ焦ったように感じました。それが粘りの結果でしょう。諦めてはいけないなと感じたゲームでした。そして前衛の役割はプレッシャーを相手後衛にかけること。邪魔な前衛にならなければ後衛の助けにはなりません。後衛がそれを意識しなくてもいいのです。自由にテニスができているならそれだけで前衛の役割は80%以上終わったといえるでしょう。ファイナル7-4で勝てました。
準決勝は3月の安来の大会決勝と同じく須藤・片山ペアです。あの時は黒田-片山の真剣勝負のような試合でした。今日は気にせず行こうと入りました。でもやはりかなり片山さんに見切られているというのか速くても抑えられます。黒田さんも必死でボールを回します。劣勢の感じで落としましたが何とか追いつき3ゲーム目は一方的に須藤氏をとらえて2-2までいきました。しかしそこから片山さんの動きが大胆で守りを捨てているような動き、黒田さんのコースが分かっているようなポジションで結構一方的にポイントをあげられていきました。もう少し縦を使えとも言えば良かったかと思いますが後半は完敗でした。ここで何とか楔を打てるところまで行けなかったのが今日の反省です。2-④でした。今日の優勝は新開・杉野④-0須藤・片山で一方的でした。新開さんが迷いなく振り切っていきました。このテニスができれば全日本もかなりいい結果を残すでしょう。

2017.8.29
8月はとても暑くて汗かきの私には大変な季節です。最近では脱水症予防に塩分やビタミン、その他点滴成分に近い組成のスポーツドリンクが多数市販されています。それらは確かにいいのですがどうしても飲みやすくするために糖質を多く含みます。かつて脱水症で入院した時にはそんなことを知らずにスポーツドリンクを飲み続け体がパンパンになたことがありました。太るのですよ、夏の時期そうでなくても夏バテはしない体・・そこに多量の糖分が加われば結果はおのずと知れてます。ひどい人は糖尿病になるというので要注意な飲み物でもあります。冗談でなく私は夏場に1日テニスをやれば2Lのスポーツドリンクを最低3本は飲みます。最近では半分に希釈して飲むのが常識となっているようですけど、私の場合はそんなものでは駄目ですね。仕方なく特製のドリンクを作ります。スポーツ飲料を1/5、クエン酸、天然塩0.3%になるように、ハチミツを少し、あとは水で薄めます。・・でもやっぱり不味いですね。ただそんなことは言ってられないので作って飲む以外に方法はありません。ついつい面倒くさいので市販品を飲んでしまいますが、もっと自制しなくてはいけないなと思う今日この頃です。体重が増えると加齢とともに弱ってきた膝や足首、腰などに悪影響が出ます。それだけではなく最近では肩や手首にも痛みが出ます。背中はずっと張っているし気のせいか前かがみになっているような気がしています。腹筋、背筋だけでなくすべての筋肉が衰え筋力も低下していると思います。これからが本当にトレーニングが必要となるのでしょう。シニアアスリートであり続けるためにも苦しいことを乗り越えなくてはなりません。

8.26は丸亀で近県大会が開催されました。年齢の区切りが特殊で例えば私のクラスは63~67となっています。それだけに半分上のクラスの方ともやるチャンスがあります。新鮮さを感じるところもあります。しかしどこに行っても我々のクラスはツアーをやってるように同じメンバーが顔を揃えます。本日は2年前までの新開さんとのペアです。妙に懐かしい感じもしますがいつも一緒にいるので違和感を感じることはありません。皆さんから往年のペア・といわれます。もうそんな認識なのだと感じてしまいます。今日のリーグは4チームでリーグを抜ければベスト4です。しかし同枠に緒方・荒川さんがいます。佐藤さんと組み1カ月前の竜王杯で0-4で負けました。完璧なテニスをされたという印象です。新開さんとペアではまだ負けていません。それとは別に連敗してはいけないという思いがあります。幸いリーグの最終戦ですので調子も整えられるでしょう。1試合目は長尾・多田ペア。多田さんは関学の小早川さんの一つ先輩で私と同学年、上手な前衛で新開さんともペアを組んで好成績だったこともあります。新開さんがちょっと不安そうに言うので、今は練習してないから大丈夫と思うが一試合だったら全力で来て持つかもしれないので油断しないいこう、といっておきます。案の定プライドにかけて全力できます。1,2ゲーム目はジュースになり落として調子に乗らせると拙かったですが幸い取ってそのまま④-0で逃げ切りました。後衛さんもよく打つし多田さんは勝負所ではいいタイミングで仕掛けてきます。練習不足で縦の変化についていけずミスが出て助かりました。
2試合目は宮本・北岡ペア。宮本さんはしばらく鳴りを潜めてましたがよく打つ柔らかい後衛さんです。45のころはよくやりました。今日は攻めるボールが荒川さん全く合っていなくて殆どミスを重ねます。緒方さん1-2の2-3で北岡さんがセカンドレシーブをイージーミスして流れが変わります。やはりミスは怖いです。ミスでなくポイントで挽回されるならまたチャンスもあります。しかしミスはどうしようもありません。そこから2-2になればもう緒方さんの勝利です。2勝同士でリーグ決勝となりました。緒方さんは短いボールはストレート勝負でしょう。後はストレートにロブを上げ新開さんのバックでチャンスボールを上げさせてそれをどうするかで来る戦法と思っています。案の定そうでした。新開さんのバックではやはり攻めることは数本もありません。つなぐかカットをよく覚えていることでしょう。何十年にも渡ってライバル関係の2人ですから。1ゲーム目はポイントのストレートを何とか返して、それがまた難しいところに飛んでポイントになりました。2ゲーム目はレシーブで落とし1-1.次からは先ほどの緒方さんの戦法で終始先手を取れれます。1-2.次のサーブゲームを長いジュースの果てに取り2-2に持っていったのが大きかったです。次はよしいくぞ!と思ったのですがまたしても落として2-3.もう後は必死ですが、こんな場面はいっぱいあった、ここからがウチのテニスだよ!というと、そうだな、と笑います。何とか持ちこたえて3-3。ファイナル3本目の緒方さんのサーブがセンターへ。新開さん思いっきりセンターへ引っ張り抜けました。次は緒方さんが、今日の私のレシーブが切れが良くて何本も弾いたので気にしてダブルフォールトしてくれました。3-1.ここで私のサーブで一本取ればいいと思ったのですが落として3-3.拙いなあと思ったのですが次のレシーブで2本取れて5-3。新開さんのサーブで6-3から6-4。次の2本をビビらないでお互い打ち切ろうといってレシーブに入りました。緒方さんのサーブを足元に深く返し浅いロブが返ります。マッチポイントを荒川さんのみ自センター側に打ち込んでゲームセット。やれやれです。まだ連勝記録を伸ばせました。我々のところは足長となってるので準決勝まで少し時間が空きました。
久しぶりに出てきた鵜尾・阿部さんと堤下・津吉の4取りの試合を見ました。どちらも球持ちがよく果てしなくラリーが続きます。2人の前衛は勝負所で仕掛けますがボールが厳しくフォローが多く見ていて面白いです。結局ファイナルとなり堤下ペアはマッチ4本6-2を取りきれませんでした。一本を打ち切ることができなかったのかと思ってしまいます。最後の6-5のポイントは津吉さんのレシーブ。カットでしたがあたり損ねてフレームショットになりアウト。そこから逆マッチ一本で勝負あり。鵜尾さんペアの大逆転勝利でした。
その次が我々と黒田・近藤ペアのマッチです。最近の黒田・近藤ペアは強く西日本シニアも4本でした。ローカルの試合も優勝が多い今上昇中のペアです。これは先手必勝です。積極的に仕掛けていきました。1,2ゲーム目はそれがうまくいって2-0.このままとコートに出ましたが、何となく攻めが単調になったような気がします。ボールは少しずつ遠いところに飛んでいき触れなくなってきました。逆モーション的に来るボールは難しいです。リードしているのに取りきれない・・1ゲーム落とし2ゲーム落とし・・ついに2-3。チャンスはあったのに取れなかったですね。そこが勝てないところなのでしょう。最後も長いデュースになりましたが結局取れず、最後は私のレシーブミス。たった一本出たレシーブミスがここでした。まだ心が強くありません。
またやり直しです。来週は久松杯で対戦相手の黒田さんとのペアです。頑張ってみましょう。今日のトーナメントの結果は決勝黒田・近藤④-2木下・生駒でした。
2017.8.6
7/26どうも目が霞むような気がしてコンタクトレンズを交換しようと考えた。思えば退職以来交換していなかったのではないかと。メンテナンスはしっかりやるほうで苦にはならない。コンタクトレンズは2年に一回交換したほうがいいといわれるが十分なケアでもっと持つと思う。最近ワンデイ,2weeksなどのレンズも出ていて主流のようだが、それだけしか持たないのは素材に問題があるということで化学屋としてはちょっと信用できないですね。ただ長期用はメンテナンスが不十分だと汚れが蓄積して雑菌の温床ともなり眼病を発症しやすい。また長期使用レンズでは蓄積物の滞留は避けられない破損も出てくるので見極めが難しい。今回のように違和感があれば変えなくてはならないだろうということです。検査するとレンズが濁っていてこれは要交換ですねと・・視力も若干落ちてるようで両目で1.2にしてもらったのです。次の日テニスをやってみたけれども、ボールは止まっているときはまあ見えるが動くと追いつかないような感じで動体視力が落ちたんだなあと思います。自分にも同じように忍び寄ってくる老化。これとどう折り合いをつけていくかが今後の課題となります。
7/30~8/2は吹田高校の合宿でした。場所は兵庫県の佐用スターリゾートという施設です。テニスコートは16面あり合宿するにはいい環境です。最もいいのは気温が大阪より3~4度低く湿度も同じく低いです。ここ3年やってますが生徒で熱中症や病気を発症した人はいません。結構厳しい練習をしたつもりですがよく耐えたと思っています。フットワークとラリー中心です。前衛は積極的にボールを取ることを心掛けさせました。ポジションとタイミング、が分かってくれたでしょうか?基本の動き、プレーは上手くなりました。しかしそれを試合でどう使うか‥これが彼らの今後の課題です。上手く化けてくれれば台風の目になってくれるのですけどね。
この後の8/3~8/6までは色んなところでとにかくテニスをしました。長時間だとばてるので少しずつですが。しんどくてぶっ倒れそうにもなりますが、給水と塩分コントロールで何とか乗り切っています。暑さに負けないようにとにかく今は体力を落とさぬように、せっかく治った膝の筋力強化でしばらくはいくつもりです。試合は8月終盤から各地の試合に出かけていきます。全日本までに6試合をこなす計画です。

2017.7.25
7.22土曜日は倉敷の中山公園で竜王古谷杯が開催されました。61回を迎えるこの大会もシニアはなかなかのメンバーが集まります。ただシニアは最近はツアーを組んでいるようなものでどの大会に行ってもかならずほとんどのメンバーと顔を会わせるのです。ですから新鮮さは薄れますが過去の記憶や経験がモノを言ってきます。今回も昨年優勝の原田・小野、2位新開・杉野、西日本チャンピオンの常久・藤原、同3位の黒田・近藤ペアなどが優勝候補でしょう。昨年我々もこの大会には3位でしたのでそんなに悪い組み合わせではないだろうと思っていましたが、蓋を開けてみると、黒田・近藤、緒方・荒川ペアと非常にきつい予選リーグでした。まあ、どこのリーグも強豪がいますので仕方ないところです。こんなことで弱音を吐いていたら優勝など望むべくもありませんから。きつければきついほど、よしやったるでとファイトが湧かないようではアスリートとはいえませんね。しかもオープニングゲームでしたので追い打ちかな・・一試合目は緒方さんです。勝率はいいのですが佐藤さんとのペアでは初めてです。2日前の徳島で一緒に練習したようなのでお互いに期するとことがあったようです。いつもゆったりと緒方さんは入ってきますが、今日は2本目をサイドパッシング。そして強烈なセンターが佐藤さんの得意なバックハンドを弾きます。今日はいつもと違う・・と感じました。1-3から、ファーストサーブがコーナーに、レシーブ中ロブをラケット面の上ギリでボレーし何とか入る。荒川氏のアタックを止めてデュース。これで追いついていつものペースに持ち込めれば・・と思ったのですが、簡単に2本落としました。私のサーブでセカンドリターンが深く荒川氏に引っかかり、2本目は返ったレシーブのセンター佐藤氏のバックサイドパッシングがボール一個アウト。次のレシーブは私のレシーブリターンがまだ当たっていないときバック2本攻められて、前衛につかまって簡単に落とす。3ゲーム目のサーブも0-3にされたところを追いついてデュース。しかし取りきれずGC3-0に。負けてももうひとペアが黒田さんだから三つ巴を期待して何とか一つでもゲームは取っておかなければいけないと思い必死の攻防。デュースを何回か繰り返し、緒方さんも4-0にしたい焦りからミスが出てきて何とか1ゲームを奪取。よしもうⅠゲームと思ったのですが、サーブゲームを0-3にされる。何とか2本凌いで、荒川さんのレシーブが打ちそこなって目の前の定位置スマッシュ・・キター!と思った瞬間、目の前に落とせばいいものを大きく振ってあたり損ねてバックアウト。。デュースにしておけばわかりませんでした。こんなことをやっていたのでは勝てません。特に最後のプレーは今年何度も何度も繰り返し練習したプレーをいざ本番では出せなかった悔やまれる一本です。このミスで何個タイトルを逃したことか・・冷静沈着なプレーを今後の自分に期待です。黒田さんと緒方さんの試合は試合開始時は互角だな・と思いましたが、今日は黒田さんのストロークが西日本ほど切れてません。そして近藤さんもサーブも入らずややミスが目立ちます。モタモタしてるうちに1ゲーム緒方さんが取り2ゲーム目も取りました。これで我々の上がり目はなくなってしまいました。そうこうしているうちに3ゲーム目も黒田さんがとられ、緒方さん3-0.次のゲームを黒田さんが取りましたが結局④-1で緒方さんが勝って2勝でリーグを抜けました。私たちは消化試合になってしまいましたが、今日の反省を含めて試合に臨みました。先の試合よりはボールも続きミスも少なくなりましたが、イマイチ思ったように読み通り来ません。今日の勘は悪いようです。2-2までもっていきましたが、そこから押し切られ、肝心なところでポーチボレーミスが出たりとで負けました。リーグ2敗は最近なかったことですが有りうる事です。特にシニア60はいくらでも強い人たちがいますし、力の差・気持ちの差も殆どありません。勝つことはできますが、勝ち続けることはなかなか難しいのです。今日の結果は準決勝常久・藤原④-2新開・杉野、原田・小野④-3緒方・荒川。決勝は常久・藤原④-0原田・小野 だそうです。常久ペアは先日の西日本の成績そのままです。ちなみに原田・小野ペアも55準優勝でした。非常にレベルの高いローカル決勝だったと思います。
ついでですが、次の日今治で行われた瀬戸内海大会では原田・小野ペアは決勝に進出したそうです、相手は紅露・西山ペアですが結果はわかりません。
上位は日替わりですがほぼ固定されてきました。次はしばらく試合がありません。ちなみに東日本選手権は60男子は松本・守屋ペアが優勝とのこと。頑張りましょう、皆さん。

2017.7.15
今日は泉州みずなす杯です。貝塚市連盟の主催ですが、参加4回目となります。昨年まで2連覇していて3連覇を目指しましたが、結果は新開・杉野ペアに準決勝にコロ負けして3位となりました。みずなすは3個ゲットしましたが残念な結果となりました。ペアは佐藤さんで昨年からローカル大会をお願いしています、フォアバックともにうまく足も速く丁寧なテニスでメキメキと頭角を現してきています。でも西日本でもあと一歩というところで勝ち切れていません。僕も不足しているところがあるのでそれを確認しつつ佐藤さんとも結果として成績が残せてたらいいと思っています。暑さの中で木曜日に夜間練習し熱中症気味になっていました。金曜日は炎天下で高校生の指導です。やはり60代にはちょっと応えたかもしれませんね。何か少し体が重い状態から入りました。その上リーグは5ゲームマッチとのことで気が抜けない試合となりました。丸山・鶴岡ペアと同リーグでしたが1-③で負け。2位上がりで決勝トーナメントへ。そこで新開さんと同じ側に入ってしまい大誤算でした。でも勝ち切らねばいけないのですけどね。準々決勝は堤下・吉田ペア。吉田さんは往年の名選手、勝負勘は非常に鋭いものがあります。リーグでの順位決めで中村・津田選手と対戦しましたが、中村選手のコースをまるで分っているかのように完璧に塞いでました。あの動きが戻ってきたら怖いペアになりそうです。彼らとの試合はレシーブから入りました。しかしポイントを取りながら1,3ゲームを落とし2-2。次はシッカリせねばとGC3-2.最後は3-2から前衛のバックに入れたサーブの返球をスマッシュして勝負がつきました。
決勝は新開選手とですが、我々とやるまではイマイチ良くなかったのですが気合を入れて攻めてきました。1G目の入りも良くなかったのですがもう少し早く展開を変えるべきだったですね。勢いに乗ってビシバシ攻めてきます。追いつくのが精いっぱい。ポイントをことごとく落とし0-④負けでした。新開さんには全関西のリベンジをされた格好です。勝ち負けは良しとして、課題は半分でしたね。もう少しできていないところを竜王杯で修正してみましょう。

2017.7.12
7.9日曜日は三ノ瀬公園で大阪府総体予選会が行われました。昨年女子は大阪府本選で2位。男子も3年ぶりに予選を通過しました。しかし今年は戦力ダウンもありますが男子もあと1ゲーム取っていれば予選通過。女子は柏原市の女子が若返りをしてまさかの2敗。東大阪にも敗れる結果となってしまいました。私が八尾にやってきてから今まで男女ともに予選通過できなかったのは初めてです。それだけ八尾、東大阪は大体本選に行けば入賞をどちらかが果たすくらいの結果を残してきたのですが、残念な結果となってしまいました。八尾市の第2回目の年齢的に厳しい状態が続く時代に入りました。ポイントゲッターの須山さんももはやシニア、阿部君も成年。成長してほしい若手がもっと来てほしいのですが、今や中学校の生徒激減で下からの在住者を期待することがなかなかできません。他府県からやってくる永住者を期待するばかりです。阿部君のような人材がもっと来てほしいものです。

2017.7.7
今日で八尾市のHPを初めて公開してから16年になります。色々なことがあったなと思います。でもこうして今なお元気で続けてこれたことに感謝しています。また八尾市ソフトテニス協会も自らだけでなく近隣クラブの若手や外部からの転勤者さんや地方から大阪の大学に来た学生さんたちの活動場所としてある意味でいい役割を果たしていると思っています。それはシニアになっていろんな場所で試合を重ねたことで得た友人たちとのいい関係を象徴しているように思います。我々の後も成年、シニアに多く参入している会員たちが次の輪を作りつつあります。男子だけでなく女子もレディースを通じて広がりつつあるように感じています。これからもこの八尾のいいところを伸ばしていきたいと思っています。しかし、最近は若者たちは練習には来るけどこのクラブを育てる側に回ろうという人が少ないですね。生え抜きで八尾で生まれて八尾で育ちこのクラブに入るのが当然・・という人は少ないでしょう。特に八尾市ではテニスは硬式化しています。そうなるとこのクラブを支えていく根本がなくなっているのです。ジュニアを育てるといっても限界もありますし本来そのジュニアの弊害が生まれている現状もあります。ソフトテニスは今本当に大きな岐路に立っているといっても過言ではありません。それはきっと一生懸命ジュニアを育成している方々にはわからない事だろうと思います。同時に八尾市ではもはや2世の帰還を待つか外部からの八尾への定着者を期待するしかない状況です。私自身がその一人ですので決して皆無ではなかろうかと思います。ただ、見知らぬ集団の中でテニスをひたすらやり続ける強い意志を持っているかよっほどテニスが好きでなければ続かないでしょう。私の場合は自分のレベルの人たちが多く存在して競争があったことと誰が来ても受け入れるという八尾の体質が自分に合っていたから続いたと思うのです。そしていつの間にか仲間に入れてくれたばかりか会の運営に参加もさせてもらいました。嫌だと思ったことはありません。5年お世話になったら5年お返しをするのが当然だとおもいます。会をつぶしてしまうのは簡単です。でも会を作り上げるのは本当に大変です。今は名前も知らない諸先輩たちが作り上げてくれた多くの財産を皆で分担して引き継いでいくことが当たり前だし会でテニスをさせてもらっている者の義務でもあるのではないでしょうか?八尾に練習に来ている若い人たちにお願いです。是非、この会をよりいいものにするためにもっと主体的に関わってください。今本当に大阪でこれだけ自由にテニスができるところはそんなにはないと思いますよ。不足しているところもたくさんあります。でもそれを修正する余力や土壌がここにはあります。練習に来るときも是非私が言ってることを考えて頂きたいと思います。

2017.7.6
今年の西日本シニア選手権は6.24-25と鳥取県で開催されました。アクセスは大阪からは比較的いいのですけどその他各地からはとても難しいところです。勝負ごとに賭けている人たちにはそんなことはいいのですけど、そこまででない人や仕事を続けている人にとっては大きな問題です。今まではエントリーが極端に減るのが通例でした。でも今年の60シニアはそうではなく70ペアくらいと非常に多かったですね。最も盛んな年代であることを象徴するようでした。今年は波乱というか世代交代というか、はたまた皆さんの実力派上がってきたのか今までのシードやそれに準ずるペアが早々にリーグで消えていきました。例えば常勝篠邊・松村ペア、昨年2位の新開・杉野ペア、通算で1,2,3位を占めていた谷本・小森ペア、地元野崎・田中ペア、アジアも制した客坂・中辻ペアなどがリーグ、トーナメント1回戦で姿を消しました。しかし底力のある常久・藤原ペアが優勝、2位は昨年優勝の俵・飯田ペアです。こちらはどちらも後衛は65歳の部ですし年齢だけがファクターといえることではありません。日々の努力とテニスの鍛錬を上位に来れば発揮できる昔の心が戻ってきているのでしょう。藤原選手の本気度を今回は見た気がしました。3位は松舟・大川、黒田・近藤ペアです。どちらの後衛も若い強打者でそして前衛力が高いペアでした。成程なあと思う一方で自分たちが勝てなかった悔しさも後からどんどん湧き上がってきました。確かに調子は2人とも万全ではありませんでした。でも出場した以上はやはり可能性を信じて鳥取まで来ているのです。自分たちの力不足と言ってしまえばそれだけですが、やはりああすればよかったこうすればよかったと反省はいくつもあるのです。そうです、心の中にこれくらいの練習で大丈夫・・という一種の傲りがあったのではないでしょうか?自分でも気づかないうちに後ろから近づいてくる足音に目をふさいで耳を抑えていたのではないでしょうか?
悔しくて悔しくて、自分の不甲斐なさに腹立たしくて先週月曜日から練習を再開しました。幸いに膝が西日本前にやっと完治して練習はハードにやってもいけそうです。心が壊れる前に自分を立て直そうと決めました。自分が後衛に期待するのでなく自分が想定したプレーができるように全日本選手権までに何とか完成させてみます。夏は暑いですが自然環境にも負けない体力、どんなものも弾き返せる技術力、それをやり遂げる強い意志と持続力を3カ月で取り戻していきます。皆がガンバっています。そのいいライバルたちの存在が自分を一層高めてくれる喜びを感じています。

2017.6.15
激動の6月・私的にですが・・ やっと体が元に戻りかけて、6月の西日本シニア選手権に向けて調整の月間に入ったはずでした。でも試練なのでしょうか、ただの偶然なのでしょうか、テニスのできない状況が続きます。以前なら少し諦めるところだったかもしれませんが、なぜだか今は冷静に考えることができるのです。受け入れよう・受け入れよう・と。

2017.5.30
宮里藍選手が引退、31歳。このことがどういうことなのか、なかなか難しいところです。早いと感じる人もいれば、よくやってきたからもういいのではと思う人もいるでしょう。引退ということはプロツアー選手としての引退であって、ゴルフの引退ではないですね。私は彼女の会見を聞いて、もう少し続けていくのも一つの方法かな‥とは思います。勝負事ですからスランプもあるし迷いもあるでしょう。その狭い世界で生きてきてこれでいいのかと思うこともきっとあったと思います。物心つくときからゴルフの世界で住み、高校も国内留学。プロで日本中を移動の日々。そしてアメリカに単身参戦。10年以上も孤独と戦いながらツアーを続けてきたことに敬意を払います。まだ31歳、うちの息子たちより年下ですが一線を退きます。杉原さんのように死ぬまでクラブを握った人もいますし人それぞれですね。
ただこれが最近の選手の特徴でもあるのかな・と感じています。ソフトテニスの世界でも、いまやジュニアの育成にどこの地域も熱心です。小学校の2,3年生からジュニアクラブに入り4,5年生でトーナメントに出ていきます。入るべき中学校にクラブがない場合は遠方の中学校に何とかねじ込みます。さらに上を目指すためにはソフトテニスの名門校の私学に入れます。国内留学の形で遠方に行く人も多いです。そして高校ともなると中学生の選手の争奪戦です。もはや地域性よりも学校と監督、コーチ、有名選手との人脈で選手が流れていくのです。子供たちは毎日テニス漬けで高校までハードな日々を送ります。大学はセレクションでインターハイ・国体・選抜などの結果を見て入学が決まります。最近ではナショナルチーム育成のプログラムにのっとって選考選手が日本中で輪を作り連盟が育てています。育てるといっても普段はその地元での育成に任せて年数回の合宿を行っているだけですので本当の育成とは言えないと思っているのですが。大学に行って本当に伸びたなと思う選手は少ないですね。高校がピークのような印象を最近では受けます。大学生でも高校生にバタバタ負けていきます。中学生でも天皇杯で結構勝ち進みます。社会人はすでにピークが過ぎているのでしょうか、高校時代に将来を嘱望されていた人たちが知らぬ間に消えていってしまっているのです。社会情勢の変化も否定できません。実業団がどんどん減っていってます。慢性的な不況でクラブにかけるお金が出ていないのです。社会体育そのものをを育てようという機運は見られません。ソフトテニスをしていても就職もできない、将来が不安という声を聞きます。一昔前のように市役所や消防、教師など公務員へ国体要員だから受け入れるとか優遇措置は一切なくなってきているのです。これはソフトテニスに限らずスポーツ全般にいえることで、競技人口がどこも減ってきているのです。社会全体にゆとりがなくなってきているのでしょう。
引退が早く生活に追われるからなのでしょうか、それとも宮里選手のようにモチベーションを維持することが難しくなったからなのでしょうか、老成した若者が多いと感じるこの頃です。

2017.5.10
ゴールデンウイークが終わりその間に行われた一連の試合も終了。一段落といったところです。今年の成績は、4/23天長杯(小早川):8、4/29若水杯(毛利):16、5/3超壮年(小早川):8、5/6近畿大会(小早川):3位でした。体調の悪さや風の強さなどを考えてもあまり良くなかったのは事実です。年齢とともに力も落ちてきているのだろうとは思います。しかしそこを工夫しなければいけないのですね。同年代でテニスをしているペアも同じような悩みを抱えながらコートに立っていることを考えれば自分だけが弱音を吐くわけにもいきません。自分の心技体の不足を考えればもっと努力しなければと思います。人は同じようなミスをします。そこが修正できてこそ進歩があると言えるのでしょうけど、今の私はまだ到達できていないのが実情です。でもめげません。分かっていることを何とか改善する、継続的改善こそが人の意識力です。これらの大会の中で、最終目標は近畿大会でした。この大会のために春からの諸大会で想定した局面を練習してきたのです。しかし、結果は3位。谷本小森ペアに0-2→2-2→2-④と負けました。追いついての逆転とならないのが今の我々の勢いのなさです。谷本ペアは追いつかれても何とか粘って突き放す力があります。彼らは絶対的にぶっちぎるテニスではありませんが、負けないテニスです。お互いが相手をカバーすることで相乗的な力を発揮しています。素晴らしいペアリングです。我々もどちらかというと同じタイプです。彼らとも切磋琢磨してもう一段、二段上の大会で戦えるようにしたいと思います。

今回も近畿大会のドローはひどいものでした。シニア60男子では、またしても同じサイドに八尾市の3ペアが偏り、逆側には堺の3ペアが偏在しています。シードは片側に兵庫県、反対側に大阪府です。昨年のシードはそのまま入っていますが、7,8シードを入れ替えるくらいは十分可能でしょうし問題は少ないと思います。また、リーグ戦の試合順もどこかのローカル試合かと思うほどの順序でした。近畿選手権大会です。権威が失墜した瞬間でした。シニア55-70のクラスでは抗議して本部では試合順を入れ替えました。しかし若いクラスや女子ではそのまま進行したようです。ソフトテニスが他の競技スポーツと比較して高く認められないところがここにも見え隠れします。組織の運営や管理について余りにも杜撰です。ドロー会議は4月中旬。そこから草稿を作りチェックが入り印刷に入り、出来上がったものをチェックするでしょう。その間、誰もが気が付かないなどということがあってまかり通る、こんなことはあり得ないですね。昨年まではドロー作成の問題が主でしたが、今年は組織全体の問題と思われます。組織の根本が抱える問題と判断します。
私はその場で大阪府ソフトテニス連盟理事長に、この2点について八尾市ソフトテニス協会副会長として正式に改善の申し入れをしました。今までは正式に私は動いていませんでしたが、今回累計で5回以上同じ問題が起きています。次回同じ事が起きるようでしたら、文書で大阪府、近畿、日本ソフトテニス連盟に意見書を提出することを考えています。この場所を借りて意見を表明したのは私の、ソフトテニスをいい競技スポーツにしたいという意思の表れとご理解ください。誰もが何の声も上げないでうやむやにしてしまうことは発展する組織には決してないことです。どうか素晴らしいスポーツをもっと皆で発展させていこうではありませんか!

もう一つ問題がありました。シニア60男子のプレー中にある前衛プレーヤーがペア後衛に大声で怒り、怒鳴り散らしたのです。ルールブックには相手に不快な行為をさせてはいけない・とあります。しかし罰則規定がありません。硬式テニスならー1ポイント、あるいはプロならプラス罰金です。先日の近畿大会だけでなく相手ペアの不快行為‥それが相手ペアに対してなされたものでなくとも、見ているだけで不快になることもあり集中力を欠いてしまう試合もあります。テニスは楽しいものです。相手ペアとの技術の全てを出し合って雌雄を決することに快感があります。そこには集中力が最高に高まった試合ができる喜びがあるのです。でも、この試合を見ている限り、見るだけで不快感が充満しました。相手ペアも楽しくないでしょう。相手をするのも不快になっていたようでした。よく我慢して切れないで勝ち切ったと思います。その精神力が必要で相手はどうあれ勝たねばならないという理屈も成り立ちます。ただ、崇高なスポーツを目指すならコートに入っている人たちをいつの時点でもリスペクト(respect)しながらプレーをすることが必要不可欠だと思うのです。自分のプレーに腹を立てたり、ジャッジミスがあったりするのは人が判断し行うスポーツなら当然です。1プレーに囚われて後のポイントをパニクり負けてしまうことは精神力が弱いと言わざるを得ません。ただパートナーや相手、審判が気に食わないからといって自暴自棄になったり、相手や自分のパートナーに暴言を放ったりすることは決して志の高い競技ではあり得ないことです。相手に本当に不快感を感じさせる行為に対してイエローカードではなくレッドカードを出す必要もあるのではないかと思ったものです。ルール改正が必要です。
2017.4.13
昨日浅田真央選手がフィギュアスケートの現役引退を表明しました。ソチオリンピックの後一年間の休養、復帰、故障、最後の全日本選手権での成績低迷・と彼女をついに決断させたのはやはり口にこそ出さないけれど、最高の演技を表現できる体を維持できなくなったことにあるのではないかと思います。技術が伴っていないのでもなく現役を引退するには、引き際となる決定的な瞬間があるでしょう。相手と戦って勝てなくなったと悟り引退するスポーツとは違います。共通して言えるのは限界まで自分の技術を追求しなければいけないということ。そのために心と体が必須なのです。健康な体の上にでなければどんなことも成り立ちません。顕著に表れるスポーツはそれこそ選手の明暗を分けます。ソフトテニスも一般男子だけならばもはや現役はとうの昔に終わっています。最近昔の西日本選手権のドローを見ていたところ、福知山で行われて試合で学生時代にインカレ4強で社会人一年目のペアに負けました。それも完膚なきまで・・ではなかったでしょうか?すでに成年に入ってそしてシニアに近くなっていたころです。当時は旧国際ルール、4人がコート外にいるものでした。ネットにつくまでに殆どが足元を攻められてポイントを失いました。ネットにつく足とサーブ力のなさに、これはもう一般でやるのは無理だな・と思ったものでした。分かるのが遅すぎる!といわれると思いますが、社会人になってから本格的にソフトテニスを再開した自分には限界が見えていなかったのも事実なのです。まだやれるんじゃあないか・・と思い続けていたのです。でも分かる時があるのですね、もうトップを狙うことはできないのだ‥と悟る時が。ソフトテニスは幸いその先に年齢別に区分されたチャンピオンシップトーナメントがあります。そのクラスで日本一になることができるスポーツなのです。シニアになれば5年ごとに新しいクラスで挑戦できるいつまでも終わりのないスポーツであるのです。

浅田選手はしかし本当に偉大なアスリートだと思います。26歳という若さで現役を引退したのですが、その功績は驚くべきものがあるでしょう。それまでフィギュアスケートには伊藤みどり選手が世界に先駆けてトリプルアクセルを飛び今までとは違うぞ・との声を聞くようになりました。事実浅田選手も伊藤選手のようにジャンプをしたいという目標をもってフィギュアスケートを続けたといいます。その後にフィギュアは次第に日本人の中へ浸透していくようになります。多くのいい選手も出ましたがやはり一挙に日本人がフィギュアスケートに意識を持っていったのは浅田選手の登場によるものが大きかったでしょう。14歳で全日本、世界選手権を取ったのにオリンピックには年齢制限3ヶ月不足で出場できない・・そういった悲運をその時から彼女は背負っていたのかもしれません。浅田選手のいないオリンピックで荒川選手の優雅なスケーティングが金メダルに輝き、フィギュアスケートはさらに日本人の心に引き寄せられたのでした。それから多くのスター選手たちと浅田選手との戦いの中でキムヨナ選手と二人してさらに世界のフィギュアをアジアに手繰り寄せたといってもいいのではないでしょうか?今や日本のジュニア界は群雄割拠、誰が出てくるかもわからない状況です。これらは皆浅田選手の姿を見て育った人たちです。男子でも宇野昌磨選手を発掘したのは浅田選手と言われていますし影響は数えきれないものなのでしょう。彼女の素晴らしいところは自分の中に目標があり追求するものがはっきりとしていたのでしょう。きっと全く人と自分を比較したことはなかったのだと思います。キムヨナ選手に負けたオリンピックでも、負けたのは私の技術が彼女に劣っていたといっています。彼女は自分の目標を明確に持ち達成することでその時の自分の価値を見出していたのでしょう。レベルを上げたのも自分、それを乗り越えなくてはならないのも自分に他ならないことを彼女はよく知っていたのでしょう。彼女が誰にも憎まれないで引退されることは素晴らしいことです。彼女がいるだけでスケートというものが日本中に浸透しました。それは長嶋さんがいた野球界と同じものだと思うのです。彼女の価値はそこにあります。しかし彼女はそんなことさえも気にせず歩いていくことでしょう。長い間お疲れさまでした。また一つ大きな星が消えました。

2017.4.5
4試合3/12から4/1の間にこなしました。通常は週2回整骨院で調整を行います。今は膝と肩の故障があるので多めに行っているのですが、よくなれば筋肉を解すくらいでいいかと思うのです。3月は忙しかったこともあり週一度不定期に診てもらってましたが、4/2はかなり良くないな・と自分でもわかるくらい膝が腫れていました。水が溜まり気味といわれてたのですがそこまでは今までいっていなかったのです。しかし、少し負担が大きかったようです。平均5~6試合/1日やってますので練習試合と違って緊張感もあり筋肉はハードな収縮を繰り返し、膝には過酷なスタートストップ、負荷の繰り返しがあったと思います。これは大丈夫かな‥と思って恐る恐る整骨院の門を開けました。するとすぐ分かったのでしょう。こんなに無茶すると膝がダメになるよ、それだけでなく後十字靭帯を損傷することになるかも・と脅されてしまいました。事実腓腹筋あたりがとても突っ張るような感じで痛みます。椅子に座るなど膝を曲げてしばらくそのままの姿勢でいて立ち上がると、痛くてしばらくは足を引きずって歩かなければなりません。そんな訳で今週はテニスを封印して高校生の指導に行くことにしました。

2017.4.1
3/24.25と次男が埼玉から岡山に引っ越しをするため片付けと荷物の運搬で埼玉に行きました。片道500km運転は嫌いではないのですがさすがに3月はじめと2往復はきついですね。その後3/29に倉敷の新居の片付けと美作にある母の実家にひ孫を見せに移動しました。0歳と91歳は並ぶと随分と違います。人間とは偉大なるものです。3/30は中国道を通り蒜山へ。道沿いにはまだ雪がたくさん残ります。今年鳥取は大雪で中国山地の岡山県側もかなりの積雪がありました。蒜山は高原に突き出た山で低そうに見えますがもともとの標高が高いので箱庭のように見えます。まだ放牧されてはいませんがそのうち牛がいっぱいになって草を食べる様子が目に浮かびます。この時期の蒜山の景色が好きです。西の軽井沢と呼ばれる所以がよく分かります。信州は全体が牧歌的な雰囲気があります。ここ蒜山も緩やかに広がる高原を走れば同じ空気を感じるのです。遠くに大山の雪景色、青い空と広がる牧場。大地は真っ黒な土なのです。かつて甲子園の土は蒜山の黒土を使っていました。照り返しを防ぎプレーしやすくするためだったのです。最近のB級グルメ、ひるぜん焼そばを食べて、一路島根県の出雲大社に向かいます。今は中国道から米子道そして山陰道が出雲まで通じています。一昔前なら一日仕事だった旅も蒜山から出雲大社まで2時間弱で行けるのです。大阪まででも5~6時間あれば十分ではないでしょうか?出雲の全日本シニアにいったときのことを思い出します。あれは47歳の時でもう20年以上も前になります。高宮さんと組んで上を目指して我武者羅だったころです。島根県ということで参加はとても少なかったのを覚えています。交通が問題でした。今でもよく覚えていますが福山の友田・高橋ペアに負けてしまいました。高宮さんが帽子を叩きつけて悔しがったのでした。その後気持ちを落ち着けて出雲大社にお参りしました。参道にヤマトタケルが波に浮かぶ玉に手を差し伸べているオブジェがあります。その姿を二人で真似て、玉をも全日本シニアのカップに見立て、あれを取りに行くぞ!!と2人で誓ったものでした。今回参道付近もきれいに整備されていました。かつては非常にひっそりとした雰囲気だったと思ったのですが、覚えてないだけだったのでしょうか?何かしらきっかけがあるとつい彼を思い出してしまいます。3/31前回来た時には足立美術館を見る機会がありませんでした。そもそもよく知らなかったので時間がなかったのです。今回は是非ともこれは見ておこうと思い時間を十分とっておきました。この日の15時からお世話になる渡部さんが練習をしようとのことでしたので、それまでの半日を見学に取っていたのです。9時半から入りました。朝から雨、庭を見学するなら傘が必要と持っていったのですが、私のことでちょっと置いていたつもりがすっかり忘れてしまいました。途中気が付いたのですが、ありませんね・・広大な敷地を想像していましたが、そうではありません。通路を歩いていくとすべての庭が見れるようになっています。そして音声ガイドを借りたのでその場所場所で説明を十分聞くことができました。ですから行ったり来たりしたり2回、3回と解説を聞きなおして理解したりと本当に時間がいくらあっても足りないくらいのものでした。すごいお金がかかっているだけでなく見事に計算された構図と四季折々に楽しめる花と遠景の山々との調和、借景が実に巧く調和しています。京都の圓通寺でも借景は見事でしたが、この豪華な奥行きと広がりが一体となった庭は素晴らしかったです。四季折々にいいと思いますが秋の紅葉、初夏のツツジ頃が本当にきれいではないでしょうか?庭園も素晴らしかったですが館内の絵画や美術品のコレクションも良かったですね。特に日本画のコレクションには感心しました。単純な水墨画、水性絵具での絵画にじっくり触れる機会はあまりないでしょう。横山大観を代表とする作品の数々は確かに日本画の進化を感じさせてくれるものでした。単純な日本の私たちが子供のころにあった風景がそこにありました。どこかでこの風景は見たことがある・・そんな気持ちにさせてくれました。そして正面から見るだけでなくある角度から見ると急に立体的に浮き出てくる川合玉堂の「春雨」が特に心惹かれた一枚でした。きっと写実ではなく心象風景なのでしょう。彼らは心の中にある研ぎ澄まされた美を表現しているのだと思います。写実でなければ絵に矛盾がある・と言う人もいます。大観の水平線に浮き出た太陽はあり得ない!と見ただけでは批判できるものもたくさんあります。しかしそれでいいのではないでしょうか?モナリザの微笑みをモデルが浮かべていたとは思えません。すべてはダヴィンチの心象風景なのです。我々はアーティストの心から迸る叫び声やあふれ出る感性を自分の感性に共鳴させればいいのですから。そして陶芸も新館にありました。焼き物の慧眼は私には備わっていないと思います。格付けチェックに出れば消えてなくなっていることでしょう。ここには魯山人の焼き物や言葉がたくさんあります。それらを見ていると彼自身が生きてきたこと、まことに真剣に土いじりを楽しんだのだということがなんとなくわかりました。この世に勉強というものはないと思っています。何かが好きになればその道を極めようとする・わからないことは過去の例があればできるだけ参考にしてみようとする。分からなければ理解できるまで色んなことをやってみる。そうしていくうちに自分の中である法則が生まれてくる。それが人の言う勉強とか研究とかで片付けられるものなのでしょう。真剣に色んなことをやってみなければ真実はわかりません。最近、企業や大学では長時間連続して研究することは悪とさえされています。労働基準法に反する、何かあったら管理者の責任問題、それでは何も真実は見えません。何も生み出すことはできません。寝食を忘れ他のことに何も目もくれないくらい遣り甲斐のある事象に出会ったことがありますか?ない人は人として生まれてきたのに本当に残念なことだと思います。魯山人の残した言葉に私は静かに共感します。何かを求め続けた者は必ず同じ境地に達するのだということです。例えば・・料理には結局のところその人の人間性が出る‥それが分かればいい加減なことはできない・・料理は自然を観察しなければいいものはできない・・
「料理」をテニスに置き換えれば同じです。テニスも試合をすればその時までのその人の人間性が出るのです。観察のできない人は上手くならないのです。たかが遊びなのにそんなことは考えなくていいだろうと言った先輩もいます。しかし勝負事はそういったものなのです。究極の判断を必要とされることにはやはりそこまで培った全ての判断材料がその一瞬に集まるからです。少なくとも私はそう信じています。その他にも沢山の真実が何気ない言葉からあふれ出ています。彼は素晴らしく正直な人です。

雨が降っています。渡部さんに電話すると会いましょうとのこと。15時ころ木下、生駒さんが到着し少しお茶を飲みながら話をしているうちに本当に小雨となりました。少しだけテニスをしようとコートへ。ラリーと1試合を行い軽めに終わりました。

4/1は新年度の初めの日でもあり私にとっては年度末最終の位置づけです。この日の試合は岡山の黒田さんとペアです。3年前に一度でて幸運にも優勝できました。その時以来の参加ですが今日はどうなることでしょう。朝一番に井場さんに会いました。今日はリーグは分かれてるんだろうねえ・今日も一緒だと3試合連続だよ・といったところ・一緒ですよ、よろしく~、と返されました。ペアは島根の松本さんです。まあ、今年は当たるんだなと覚悟を決めました。昨年どちらも成績がよくないだけに早いところで西や全日本で当たる可能性があります。気を引き締めなくてはなりません。本日のリーグはまたしても4組のリーグ戦です。1試合目は米子の大沢・井田ペア。最初はよく打ってきますし前衛も若くよく動きます。60歳になりたてという感じです。最初はどんなテニスかわからずジッとしていました。そのうち黒田さんが当たってきて、前衛が単モーションで早く動くことが分かりそれからは余裕をもってこなせました。次は畑本・佐田野ペアです。今日は黒田さんがよく当たり畑本さんのボールのコースが甘くなり簡単に捕えれました。次が問題の井場・松本ペアです。しかしここでも黒田さん絶好調、松本さんも勝負に来るのですが速すぎて対応できません。井場さんに3連勝です。リーグを抜け、準決勝は宮崎・芳上ペアです。さらに黒田さんのボールの切れ、スピードが増しました。あっという間に試合が終わり16-1ポイントという凄さでした。本当に前衛は何もしていないのです。決勝は須藤・片山vs川上・仁方越の勝者でしたが、試合前ラリーで川上さんが腰の不調を訴えて棄権。前試合で腰をひねったようです。須藤さんと決勝になりました。前のスーパーシニアでは勝ちましたが、今回はリベンジに燃えてるでしょう。また黒田さんと片山さんは元ペアで意地の勝負をします。これはひょっとしたら厳しい試合になるかなと思いました。1ゲーム目から短いボールは思い切りよく打ってきます。先週とは別人のようです。1、3ゲーム目を落としたのですがこれはどちらもとるチャンスがあったですね。それを落として2-2。そこから風上からサーブでしたが、このゲームもいいサーブの後のイージーボールの処理が悪かったりポイントが連続して取れなかったのが落とした原因です。2-3から風上。逆クロスは考えられないくらい風が吹きます。おかげでセカンドレシーブがネット際にボールが落ちるので返球が難しい。上げれば風に乗り短くても拾われます。そんなポイントが大事なところで2本。後はチャンスボールをぶつけに行って正面ボレー。この辺が課題ですね。相手にどんなボールを打たせるかをもう少し考えなければならなかったです。2-④で負けでした。
決勝まで行けたのは絶好調の黒田さんのおかげですが、試合が単調になった時の戦略を考えてあげなくてはいけません。負けたのは私の力不足です。また参加できたらいいかと思います。

2017.3.26
吹田スーパーシニアカップが兵庫県吉川運動公園で開催されました。八尾から堤下・東山ペアが参加しますので、3人で乗り合わせて行きました。日曜日は宝塚からトンネルが混むので最初は阪神高速からう回路を行こうと思っていたのですが、渋滞情報がなく中国道を進みました。すると全く渋滞がありません。長年通ってますが初めてのことでした。8時半くらいを目途に出たのですが8時前には到着、まあ遅れるよりいいかと安心です。後で聞くと小早川さんたち橿原組は7時には到着していたようです。おかげでゆっくりアップできました。
この試合は本当にすごいメンバーを集めてあります。基本は西・全日本シニアで上位に来るペアの大会ということです。ですから一回戦からどの試合もローカルなら決勝のような試合ばかりです。気を抜くこともできないし調子が悪かったりするとあっという間に負けてしまいます。緊張感を高めるにはいい大会です。昨年はいいところなく敗退しましたがことしはどうでしょうか・といったところです。
今日もすごいです、川上・前川、井場・加納、須藤・栗尾と強烈なリーグです。やってみる前は不安ばかりです。まず第1試合は川上・前川ペア。前回の試合での棄権もあり小早川さんの足も気になります。しかしどうやら大丈夫のようです。安定性は小早川さんが勝ります。強力なフォアハンドも自由に打たせないように配球してくれますので無理をしないでボールを選んで出ていけます。川上さんは僕が嫌いなのか避けてくれますが、それがよくラインを割ってくれます。④-1。2試合目は井場・加納ペア。加納さんはいつも吹田クラブでやってますからわかりますが、最近シニアっぽくなってきて馬鹿打ちしなくなったのが怖いです。井場さんにはやはり早いボールをバックに集められるのが嫌ですが最近調子が悪いのかミスの連発です。今日もなすこともなく④-2で勝利でした。コート決勝は若い須藤・栗尾ペア。須藤さんの長いボールは嫌ですし、栗尾さんのクロスへの思い切りのいいポーチも嫌なところです。最初は勢いでこられます。しかし今日は小早川さんも調子が次第に上がってきています。1-2から2ゲーム取り3-2.このままの勢いで取りきろうと思いましたが相手も非常に粘り強くデュースを10回くらいやったと思います。マッチも5-6本あったのに取りきれてません。まだ詰めが甘いのですね。このゲームを落とし3-3ファイナル。しかしいつものように追いつかれたーという悲壮感はありません。次何してやろうかなという積極性が今はあります。そんな訳でストレートになったらポーチと決めて出てポイント。次はセンターレシーブ。先行するとボールが落ち着いて見えます。あっという間に6-0となりました。そこから私のサーブでしたが、ファーストはいらず逆にセンターを狙われ1-6.次はファーストはいり返ったボールに小早川さんアタックローボレー気味でボールが上がったのですが二人の中間でやや前となりバックスマッシュミス。2-6.次のボールを栗尾さんボレー。フォローを短く返す。小早川さん詰めてアタック。7-2でした。またもマッチが決められない。まだまだです。準決勝は先週全関西のペア佐藤・矢田さんとでした。佐藤さんは最近私とペアを組んでるのでやりにくかったでしょう。少し遠慮気味に入ってきました。こちらは気を抜くと危ないことが分かっているのでスタートダッシュは全力でいきました。3-0.4ゲーム目も2-0まで行きましたが、ここから佐藤さんが思い切りバックをぶつけてきました。少し目が離れてボレーミス。その後も思い切りがよく1ゲームを落としました。次を落とせばずるずると行きかねない昨年までのパターンを断ち切らねばなりません。一本目から気を抜かないで攻め続け勝利です。
反対の山からは新開・杉野vs松舟・大川ペアの対戦です。松舟さんは3年前55全日本シニア55で3位に入っていますが見るのは初めてです。予選リーグからビシビシ打っていってました。このリーグも厳しく、堤下・東山/黒田・近藤/松舟・大川/男座・藤村の4ペアです。後衛は強打者揃いでいずれの試合も激しいラリーの応酬が続きました。特に強打者の黒田‐松舟さんのラリーは速く、見ていても凄いなと皆驚嘆していました。シニア60の試合とは思えない・と小早川さん。激戦のリーグを全勝で勝ち上がり、新開・杉野ペアとの対戦となりました。新開ペアも予選は苦戦していました。苦手の脇山ペアにファイナル2-6から挽回で勝ち上がりました。そして準決勝、横で少し遅れて始まったのでよく見れていません。今度はファイナルの6-2を逆に追いつかれてデュースが何度も続きマッチも多かったのですが逆マッチ一本で決まったようです。松舟・大川ペアが上がってきました。
雨が降っています、まだ小雨ですが嫌な雨です。決勝が始まりました。レシーブから入りましたが、一本目からビシッと打たれました。2本目セカンドレシーブを割と厳しめにバックに打ったのですがライジング気味に逆にクロスに打ってきました。ネットインで入り0-2となります。このゲームは相手のネットインが2本ありいいところなく落としました。次のゲームは3-1までリードしたのですが狙ったボールが少しだけアウトでデュース。何度かポイントを取るのですが取りきれず落とし0-2。次のゲームは少し緩んだのかこちらが積極的に行き取り1-2。4ゲーム目もポイントを何度もとるのですが取りきれず落とす。この2,4ゲームを取っていれば楽勝でした。しかしここが今の我々の足りていないところなのです。そこを復活させなくては元の我々のペアの完全復活とはなりません。GC1-3から次のゲームは1-2と先行されますが粘ってとり2-3。追い上げて追いつけそうな雰囲気なのですが、ファイナル1本目をイージーネット。1-2リードされ長いラリーで逆クロス。バックハンドに入りこれは絶対クロスと踏んでポーチに行き、来た!と思ったのですがボールがネット際でお辞儀して腹に入りボレーがネット。入っていれば2-2で分からなかったです。最後の大川さんのアタックをボレーしたのですが2球ほどアウトでゲームセット。少し気持ちが抜けたところを一八勝負で来られました。不覚でした。大川さんのアタックを2本通されました。1本は返ったのですが決めきれませんでした。これは今日の僕の反省です。
昨年の自信のないストロークから一変して小早川さんらしいストロークが戻りつつあります。考えられないイージーミスが出ること、ちょっと使いすぎるツイストが最後は読まれるので使い方を考えねばなりません。私の方はやはりポイントは自分で締めなければいけないでしょう。そしてボール扱いをもっと柔らかくすることが必要です。もっと重要なことはこの膝を一刻も早く元に戻すことです。不安を抱えながらではテニスはできません。自分だけでなく後衛にも影響を与えます。大きなことです。心技体どれが欠けても確かにテニスは無心でできないものです。

2017.3.20
3/12の試合以後2日間ほど膝周りが痛くてテニスは全くできませんでした。もっとも3/14~18までは岡山の実家で母親とともに過ごしたので完全に休養できました。使わなければ回復はするものだということはわかっています。しかし、現状や自分の精神衛生上なかなか止めることは難しいものです。それだけでも昨年一年自分のペースを守り通した小早川さんはすごいなと思うものです。100年の計を立て実践することができるのですね、私はまだまだ足元の泥濘が気になってしまうのです。
3/18日は八尾の体育館で夜間練習があり少しラリー、やっぱり板は膝によくないですね。次の日は朝から徳島に出かけていきました。徳島庭球クラブさんの練習が9~13時までなのでそこで練習しようと新開さんが言ってます。その後徳島観光を行って新開さん宅に宿泊、次の朝早く松山での試合に出発です。徳島庭球クラブも平均年齢は高くなっています。どこでもシニアは多いですが一般、成年の人たちはクラブに入ってこないようです。若返りが必要ですがどこも望めないようです。佐藤さんと明日は組みます。次第にコンビネーションは合ってきているので安心して臨めそうです。
3/20お彼岸、3連休で交通渋滞を心配しましたが松山まではスムーズでした。松山庭球場はきれいになり今年の国体で使われるのでしょうか・・
今日も3~4ペアのリーグ戦です。足が痛い時に限って4チームのリーグに入るのは皮肉ですね。四国に来るとそのあたりでないと出てこない人に出くわします。遠くには出ないけど昔ならした名選手が地方には数多くいらっしゃいます。今回もリーグの中に高知・千葉の西尾・大木ペアがいました。まだ60歳になったくらいですが西尾さんは大柄でフォアバックサーブともに強力です。特にバックハンドは真横に振ることができて油断するとピシッと抜かれそうです。フォアも力強いので嫌ですがバックに打ってもらいました。④-1勝ちです。1試合目の北岡・須藤ペアは急遽、東村さんの体調不良とのことで膝の悪さを押して出場でした。④-0。2勝同士でリーグ決勝は柴田・桑田ペアです。柴田さんの緩いボール回しには前衛としては後衛に頑張ってもらうつもりでゆったりと構えます。取りに出れば思うつぼです。佐藤さんもどちらかというとそういったタイプですから試合も長くなるかなと思われました。しかし最初から柴田さんはサイドに打ってきます。面が厚く普通に打ってもセンターに飛んでくるので打たれるときの面が分かりづらいのが特徴です。桑田さんは熱血型ですから調子に乗ってくると嫌なタイプです。途中までは対等でした。少し走らせてコースコントロールの乱れを期待します。無理をして打ってくれたりしてペースがこちらになりました。④-2勝ちです。
準決勝は川上・松岡ペア。最初は全てが川上ペアの方のリズムで回っていきました。ポイントはほとんど取れてなかったと思います。3ゲーム目に安心したのかミスが出始めてそれが止まらなくなります。0-2から4ゲーム連取で勝ちました。やはりミスは怖いです。
反対からは松本・片山2-④新開・津吉で新開さんが上がってきました。なかなか強力なペアですが、新開さんも完璧でないので何とかしたいと思います。
今日は比較的ボールが見えているのと新開さんが無理してポイントを取りに来てポイント先行されても追いつきます。いいファーストサーブも入ったりしていつも優位に立っていたようです。フォローも珍しく取れたりといい風のまま④-2で勝てました。昨年の福知山に次いで2勝目です。佐藤さんの安定感がとても感じられて自分のプレーに集中できました。
連休最後ということもあり交通情報では淡路から阪神高速も大渋滞の様子です。温泉で汗を流してから帰途につきました。それでも淡路島で工事渋滞があり1時間ノロノロ。。試合後にはきつい試練でした。

2017.3.14
今年は膝の故障が思いのほか長引いてしまい2017年になってからインドアの試合は全部欠席です。その間八尾の仲間たちも至る所で結構いい成績を出しています。喜ばしいことですが焦りを感じたりもしました。3月の12日阿波ルーセントカップには間に合わせようと我慢を重ねて練習していましたが、3月初めのインドアの練習でまた少し痛めてしまいました。これくらいいいかな‥と思ったのが大間違いです。本当によくなることの判断というのは難しいものだと痛感しました。それでもテーピングに工夫を凝らしながら負担がかからないようにしてルーセントカップから出るように決めました。
3/11は小早川さんと車で橿原クラブの練習が終わってから徳島に出かけました。橿原からだと30分ほど余分に時間がかかります。17時ごろ到着しました。この日は懇親会ということでいつも徳島でお世話になる柚子という居酒屋さんで広島、大阪からの仲間と合流しました。いつもやる相手だけにすでに戦いは始まっているようです。しかしそれもいいでしょう。知恵と記憶を頼りに技術を絡ませて戦っていくゲームですから。
次の日は晴れ、テニスにはいい感じの天気です。今年初めての試合だけに挨拶が多く続きます。いつもながら60歳は厳しい兵が揃っています。26ペアの参加.3-4ペアの予選リーグ。1位上がりの決勝トーナメントとなります。我々は初参加ですので中の中、井場・吉田、加村・久山ペアとの対戦です。初戦は加村さん。いつも四国の会場で会いますが対戦は初めてで、テニスは真剣に見たことがありません。久山さんは何度か対戦したことがあります。それよりも小早川さんが自信をもってやり切れるかの方に気が行ってしまいます。そんなことは彼のことだから大丈夫だろうと思っていてもつい後ろに注意が行ってしまうのです。昨年を引きずってるのは僕ではないかと気が付きます。逆に自分の足のことが頭をかすめますがどうやらいけそうです。加村さんは僕と新開さんが組んでる試合を多く見ているので少し遠慮してくれたようです。小早川さんは自分のテニスをやり切ります。ただネット際に沈むボールはあまり多くありません。体の高いところは前衛なら一発で決まらなくとも何とか返せるものです。そこだけは自分で納得がいかないようでした。ただ長短ロブを織り交ぜ、死角に打ち込んでいくストロークは少し元に戻ってきたように思います。④-1で勝ちました。次は井場・吉田ペア。井場さんも体調は万全でなさそうですし吉田さんとも即席ペアでいまいちリズムがありません。ただそれでももつれました。先行されて1-3.ここで終われば昨年と一緒。これをしのいで凌いで3-3にしてファイナルも一進一退。最初のマッチ6-5でラリーからのクロスボレーをネット。そこから9-9までいき最後は井場さんのDFとレシーブボールをセンターに打ったボールバックアウトでやっと終了です。この試合は40分、長い試合が体力を奪います。そしてポイントを決めてやれなかったことで自分まだ万全ではないことが自分を苛立たせます。
決勝トーナメントは1回戦、山名・本林ペアです。山名さんは僕の不得意なところをよく知っています。勝負所でしかしそれをわざと打つのは勇気がいることですが自然とそうなっているのでしょう。そんなに剛球派ではないだけにボールを回していきます。本林さんはなんでも取りに行くタイプ、小早川氏のいいカモになると思ったのですが、まだ小早川さんが万全ではなくポイントで無造作に打つ玉や死角に打つ玉を取られてゲームが長くなりました。ポイントを取っていれば逆スコアになっていたのですが1-3とリードされます。この時点で45分経過していました。4人とも相当足に来ていたことは隠せません。そこからまた粘ります。ファイナイルです。そしてファイナルもポイントが逆となり2-5まで先行されました。そのあとはこちらに風向きが変わっていました。4-5まで挽回した時、小早川さんがタイムを要求しました。長い試合の中で初めてのことです。5分間の休憩を取りました。いろんな処置をとりましたが先のことを考えてここは棄権しようということになりました。残念ですが1回戦敗退です。ベスト4には紅露・谷本、谷本・小森、黒田・近藤、常久・藤原が入りました。決勝は紅露・谷本④-2常久・藤原でした。この大会のレベルの高さはよくわかります。西日本の主だったところが来ていたと思います。帰りには少し早めに出たので淡路島できれいな夕日が見れました。偶然にもジェット雲がクロスを描いていました。東の海上からは満月が静かに上りいい早春の一日でした。そして反省としては体を労わったために厳しい試合に耐えられる体力が不足しているということが認識できたことです。色々と体力と怪我との折り合いをつけながらやらなければなりません。

2017.2.27
明日で2月も終わりです。寒かった冬も終わりを感じます。光の強さが増してきて車の中ではもうポカポカですが、朝晩の冷え込みはまだまだ・と言っているようです。

2017.2.22
春のテニス便りが続々と送られてきます。ペアとも一年の計画を立て、今年はこの試合に出ようと話し合っています。気持ちが引き締まり、そしてワクワクする時です。土曜日は交野のインドアがありました。シニア60のクラスには来季の新ペアや試しで組んでいるペア、そして早調整のために出てきているペアがいるなといった感じです。もちろん昨年度に実績のあるペアが優勝するのが当然かなとも試合前のドローからで予想しますが、試合はやってみないとわかりませんね。そして冬場によく練習しているところが勝ち上がってきます。55の部では優勝は毛利・前川、準優勝は高橋・真野、3位に堀内・村田ペアが入っています。毛利さんは昨年からメキメキ力をつけて簡単なミスが少なくなってきています。高橋、堀内さんはコツコツとテニスを重ねてきています。両名ともにいい時と悪い時のテニスにまだ差がありますが徐々に安定してきているという印象があります。真野さん、村田さんともに真面目に練習は多く積んでいます。そういった人たちが春先には勝っていくのかなと感じます。スコアを見ると決して簡単に勝っているのではありません。それだけそれ以外の人も力があり紙一重という勝利だったのでしょう。55-60のこの世代では今はだれが勝つかは予測もできない状態です。その時自分の持っている力を発揮できた人が勝てるのです。一試合が油断もできず、日常においてもケガや体調を崩すことなどができないといえます。誰にでもチャンスがありますが一回戦で負けることも不思議ではないのです。私も早く参戦したいですが、インドアはやめて春先のアウトの試合から徐々に増やしていきます。お水取りの終わる3/12徳島の阿波ルーセントカップを初戦とします。

2017.2.2
2月に入り次第に陽射しが強くなってきました。気温はまだまだ10℃に届きませんが春ですね。暦は正しい季節を刻みます。

2017.1.30
昨晩、メルボルンで全豪オープンの男子決勝が行われました。NHKでは録画でしたが今朝の12時過ぎからつなぎの時間はカットして試合はノーカットで放映されました。私は昨日全日本インドアを観戦したので夜は頑張って全豪も観ようかと思っていましたが体は正直に睡眠を選びました。録画をしていたので今日はゆっくりと観ることができました。ナダルとフェデラーの決勝が実現する4大大会があることはないだろうと思っていましたが、今回は奇跡のように実現しました。これは我々への神様のプレゼントかもしれません。マレーやジョコヴィッチが早々と負けました。苦手なサーフェスや調子の悪さが原因とのことですがやはりチャンピオンなら言い訳もせずに頑張ってほしいですね。脱線しますが稀勢の里の最近の態度には感動すらしますね。フェデラーでさえ故障を抱えていると勝てないのだとわかりました。昨年勝てないとき彼は言い訳をしませんでした。膝を手術して復帰したのです。完全な状態ではなかったと思います。しかし半年歩けなくなってもいい、この全豪に賭ける!といった彼の言葉には説得力がありました。方やナダル、彼も手首の故障に悩み多くの試合を欠場しました。ATPファイナルにこの二人が出ていなかったのはこういった理由もあります。この試合ではランクが下がっていたために微妙な位置からのスタートでした。しかしうまく決勝までこの似た者同士が上がってきたのも神様の粋な計らいとしか言いようがないと思います。私も神仏を信じているわけではないのですけど、そういったことがテニスのトーナメントには良くあります。いろんなスポーツでダイジェスト番組などでよく自分を超えた力の存在をいうことが多くあります。それは本当にあるのかもしれないのです。この二人の決勝をゆっくり観て思うことは、ただただすごいなあと感心することばかりです。31歳と35歳、きっとテニスではやはり円熟期に入っている2人です。ソフトテニスでも一般後半から成年くらい。我々は力だけに頼らず一瞬の判断でボールをコントロールし、相手の力も利用してボール扱いを自由に試合を組み立てていく・そのテニスの凄さを、円熟の素晴らしさを見たのです。そしてサービスを入れなくてはいけないときはほぼ100%エースやフリーポイントにつなげます。ストロークも有利に進めチャンスは確実にオープンコートに打ち込みます。フェデラーもナダルもそこはほぼ互角の力で戦いました。お互いがお互いを高めあって最高の力を引き出しあう・それがこの試合でした。どんなにいい試合でも必ず勝者と敗者が生まれます。5セットの4ゲーム目まではこのままいけば90%以上でナダルかな・と思ったのではないでしょうか?ただフェデラーのレシーブゲームでは必ず先にブレイクポイントを取ります。それを何度も何度もナダルははじき返します。逆にフェデラーのサーブゲームは割と簡単にキープしていました。冷静に見ればフェデラーが圧倒的に圧していたのですね。ただ、1ゲーム目にブレイクされていたのでスコアでは劣勢なので、押し切られるのではないかと感じてしまってました。6ゲーム目をブレークして3-3になったときは一気に風がフェデラーに向きました。圧倒的な人気がフェデラーにあったようです。そして4-3、次はフェデラーのショットが冴えていたのと少し力が入ったのか面が下を向きナダルのボールがコードに嫌われました。5-3ブレイク。そして最後のフェデラーのサーブゲームは本当にきわどいボールの連続でした。最後のサーブのボールもチャレンジでインでした。その瞬間、あの厳しい表情のフェデラーが子供の顔を見せました。・・ママ勝ったよ!!・・と言わんばかりの泣き顔と笑顔とが入り混じった心から喜んでいる人の顔でした。ベンチで俯くその眼には涙がつたっていました。カメラにやや照れながらありがとうと言ったように思えました。この数年間の苦悩があったのでしょう。・・フェデラーはもう駄目なんじゃないか・・そういった小さな声なき声が聞こえていたと思います。そのトンネルを過ぎたときの安堵感と充実感、そして多くの人の祝福が彼を包み込んでいたことをきっと感じたことでしょう。僕も何かしら彼の涙を見たとき目頭が熱くなりました。勝ったフェデラー、惜しくも2位のナダル・この戦いを僕はきっと忘れないと思います。きっと4大大会の決勝で見れる最後の戦いではなかったかと思うのです。円熟のテニス、こうあるべきだというテニスの技術と精神、それをこの2人は見せてくれました。それは勝敗以上に素晴らしいものだと思います。昨日のことを蒸し返したくはありませんが、こうあってほしいと思います。そして先日も書きましたが私もこうありたい、そしてこうあろうと努力しようと思います。

2017.1.29
今日は第62回全日本インドア選手権大会が大阪市立中央体育館で開催されます。毎年期待をもってこの大会を観戦に行くのです。それはもちろんテニスの進化を肌で感じること、われわれがすでに行うことのできないプレーを見ることやその中で繰り広げられる試合中の駆け引きや心の葛藤を選手と同化して体感したいというものなのです。自分のテニス技術の進化やテニスの見方が変わってきていることは自分でもよくわかっています。できない事が増えている分、テニスは変化しています。その人の身体の変化の応じて最高のプレーを追求できることがこの競技の素晴らしさでもありますし精神的には常に考えていないと変化に取り残されて対応できないということが出てしますのです。過去の実績は素晴らしいことです。その時代に頂点に立ったということです。しかし自分もテニスも変化していくことに気づかない人はその時点での最高のプレーをすることはできません。かつて私は一般男子を卒業した時にこれでテニスは終わったんじゃあないかと思ったことがありました。しかし、諸先輩方が一般男子のころよりもいっそう真剣にいつまでもボールに執念を燃やして技術を追求されている姿を見て、いやテニスには終わりも退化もない・一層進化・変化していくものなのだと気づいたのでした。もちろんそれはずいぶんと年月が経ってからのことでした。成年、シニアになりたての頃はそんなことを考える間もなく必死でテニスを勉強した時期でもあったのです。幸い私が練習させていただいたところは今から思えば日本で有数のテニスのレジェンドたちの集まったところであったと思うのです。
全日本インドアはしかしかつて天皇杯という頂点を目指して突き進んでいる年代の最高峰の選手が集まった大会なのです。誰もが一度は出たいと思い、そこでプレーすることに憧れたものです。大阪代表を含めた日本最高の12ペアであるという選手たちに否が応でも期待してしまいますね。
今年は波乱がありました、とってもたくさんの波乱、しかし何か不足している・不完全燃焼の内容と一言で言ってしまえるものでした。男子は今年度白子でアジアソフトテニス大会があり、全種目で優勝を勝ち取りました。そこでの立役者は船水弟、増田、上松、水澤・長江、篠原・小林。この大会に出られていない内本・丸山は本当に残念でした。内本選手は観客席では見かけて友人と少し話をしていましたが、見られないことは残念です。強いものは勝ち続けなくてはいけない、特に負けてはいけない試合は絶対に勝たねばならないのです。男子の波乱すぐやってきました。船水・星野ペアは上之宮高校2年生の上岡・広岡ペアに④-1であっさりと負けました。船水選手はミスが多く、星野選手も昨年の動きとキレはありません。確かにこの時期は実業団は休みですし大学も体育会は休みの期間とちょうど後期試験の最中でもあるでしょうから練習はできていないのかもしれません。ソフトテニスが競技性として劣っているのは選手の側にも低い意識の温床があります。個から脱却できていない・ということです。どのスポーツでもすべては個人のものです。でも競技というものを生き物にたとえてみると、やはり愛おしんで育んでいかなければ競技というものが廃ってしまいます。ソフトテニスをやっている人はよくわかると思いますが、本当にいい試合ができるまでには長い長い時間をかけた練習によって培われる技術と勘が必要です。それにはいいテニスコートといいボールをはじめとした用具の整備、準備から管理している人、かかわってる多くの人々が必要です。そして教えてくれる人から相手をしてくれる友人やコーチ、近所のおじさんや先輩など自分にかかわる数えきれないほどの協力者によって自分が作られるのです。上手な人が近くにいれば自然と見て覚えます。何も言わなくてもそこでテニスのプレーをしてくれるだけで先生なのです。そのことが身にしみてわかっていればその競技をしているときや関わっているときに人に接する態度や行っているプレーに決していい加減さは出ないと考えます。今回とても不快に感じたのは船水ペアが上岡ペアに負けたのは調子の悪さもあったでしょうが上岡ペアは前日の高校生の試合にも勝っていますし高校生の最近の力は侮れないものだということを考えて必死に対応してほしかった。1-2ゲームを落とすのは仕方ないこともあります。しかし、仮にも天皇杯チャンピオン、そして誰もが認める流石の船水選手です。3ゲーム目からは絶対にお前たちにはまだ早いんだという気迫が欲しかったですね。そういった心の動きを我々は見ています。いい時ばかりではないでしょう、調子の悪い日も、ケガをしている日も、風邪をひいている日だってあるでしょう。その時それを理由に負けるのは簡単です。でもそれらの上に自分の頭の上には天皇杯保持者という大きな冠がのっかっているのです。冠が乗っかっているものは絶対勝たなくてはいけないということではないのです。負けることだってあります。負け方が問題なんです。勝負では負けたけど、さすがのチャンピオンの態度だったね。そういったチャンピオンに勝つから価値があるのです。非常に申し訳ないけど、今回の船水・星野ペアにはそのチャンピオンの片鱗もなかったですね。そしてその後のリーグ2試合目、宮下・花田ペアとも2-④で負けています。この試合も私は期待していました。全力を尽くして流石ソフトテニスはこうあるべき・という姿を見せてもらいたかった。1-④で一試合目を負けています。計算すれば④-0で勝っておいて最後の2ペアの試合の結果に賭けるしかないでしょう。そうすれば3つ巴になって上岡ペアは2ゲーム取らなければリーグを抜けられなくなるので必死にいくでしょう。たとえ④-2で勝ったとしても自分たちはリーグは抜けられませんが、宮下ペアは④-1で勝たなければリーグ抜けはできません。次の試合の緊張感がまるで違います。そういうことが大事だと思いませんか?このトーナメント(リーグ)全体のことを考えてみると決して無気力試合などできないはずです。それが自分のことしか考えていない・ということなのです。ソフトテニスを盛り上げよう!もっとメジャーに、などと連盟の取り組み方を批判する事も多いです。確かにそれも正しいところはあります。でもプレーヤーが昨日のような始末ではソフトテニスが発展することはありません。テニスの錦織選手がちょっと体を悪くしたくらいですぐ叩かれます。でも彼は試合を投げたりすることはありません。卓球の愛ちゃんが中国の選手にボコボコにされることもあります。でも彼女はいつもアスリートとして必死に挑戦しています。どんな試合でも彼女を応援しないわけにはいかない気持ちにさせてくれます。彼女より力の強い選手はいま日本に多いですが、文字通り彼女が今の卓球界を引っ張ってきた、彼女一人がマイナーな暗いイメージの強かった卓球を表舞台に引き出し、卓球連盟も色々なメジャー改革に乗り出したのです。カラーボールやウェア、卓球台のカラーの変更など・・色々です。一昔前の木口・横江、西田・時安、井伊・稲垣さんなどは最近では中堀・高川、そういった自分が背負っているものを受け止めるだけの大きさがあったと感じています。昨年横江さんがテニスをしている姿を久しぶりに見ました。やはり凄いオーラを感じます。
船水兄も高校生の本倉・上松ペアに負けました。兄弟そろって同じことをしました。NTT西日本の顔です。最近ではNTT西日本のコマーシャルに一瞬ですがTVで顔を見ます。そういう人であることを自覚してほしいです。立場が人を作る・といいます。U14,17,20に選考されている人、各都道府県で代表の強化選手に選ばれている人、プライドと同じくらい責任や重圧をはねのける精神力を養ってほしいですね。
女子も同じことが言えます。皇后杯優勝の志牟田・地中ペアが昇陽高校3年生の横尾・吉田ペアにファイナルで負けました。ファイナルは3-6からデュースに追いつきましたが、そのあと志牟田ペアは2回マッチを取り切れず、また3度目くらいのマッチで負けました。前後衛ともにミスが多く自滅のような試合でした。女子は戦国時代、高校生から皇后杯保持者までそんなに力の差はないのでしょう。でも先ほど言いましたように立場や冠に押しつぶされないチャンピオンになってほしいと思います。
女子の決勝は毎年結構白熱し面白いのですけど、今年は何か違っていました、なんか面白くないのです。上手いのですよ、僕らにはできない高度なテクニック、カットなどを駆使します。しかしなんだか違います。両ペアともに”芯”がないのです。感じられないのです。ボールをただ打ってる来た方向にミスしないように・・それは試合後の勝利者インタビューで、何考えてやってましたか?、との質問に、あまり考えず・・・、と言ってましたね。ああそうか‥と納得したものです。テニスの流れはいいポイントになったからこうする‥ではなく、こうやってこの試合を進めていくというそのペアのビジョン、ここは自分は負けないという基軸を主体に戦っていく姿勢、そんなものが毎年見えていました。でも今年は・・失礼ながら見えませんでした。
今女子は戦国時代、抜け出していい選手になり、大ペアになってほしいです。特に今年の高校生の吉田さん、来年はヨネックスに行くそうですね。日本を代表する選手になれると期待しています。どうか頑張ってください。

今回感心したことは、大阪府連盟の試合進行への改善が非常に大きく行われていたことです。一つは審判の若返りが進んでいたこと。シニアもいましたが、若手審判の起用でミスジャッジは減っていくと思います。まあいくつかありましたが、チャレンジシステムのないソフトテニスでは仕方ないでしょう。審判の教育も徹底されていて、ゲーム中の打ち合わせや遅延行為へのイエローカード提示などが頻繁に出ていました。コーチングの禁止も十分なされていたようです。進行も、準決勝を4面同時進行で決勝を本当は別々にやる予定だったのでしょうが、あまりにも遅い試合が一つあり一部かぶったのは仕方ないことだと思います。来年もさらなる改善をお願いします。ジュニアの選手とのラリーはもういらないのでは・・やるとすれば男女で8名5分程度でいいのではないでしょうか?誰もジュニアを見に来ているわけだはありません。準決勝までの15分程度の時間調整に使えばいいでしょう。長々とやりすぎです。遠くから観戦に来ている人もいます。もっと配慮が必要でしょう。

2017.1.23
体が不調というのは心にも大きな影響があるもんですね。昨年末より左足の膝に痛みが出始めてテニスをするのもちょっと厳しい状況でした。それでもやりたい気持ちが抑えられなくて、テーピングをして鎮痛剤を飲んで練習に出かけていました。しかしどんどん痛くなってきます。これまで膝には鈍いだるさなんかはあったものの痛みが出ることはなく、早くから飲んでいるグルコサミンのおかげかなと・ちょっと思ったりしていたのです。数年前までといってももう7年くらい前まではレントゲンを撮ったりして関節は非常にきれいと言われていたので安心もあったのかもしれません。でも考えてみれば時間も経過して、その上退職後は毎日ではないにしろテニス三昧・骨やじん帯、筋肉に疲労が来ていても全然不思議ではありません。昨年からはメンテナンスが大事と考えてソフトテニス関係の方々の通っている評判のいい整骨院に週2回通うことにしています。おかげさまで筋肉疲労の回復、肘や肩のだるさといったところは改善の方向です。膝については少しもよくないと診断されています。ただ年末から20日ほど休養したのがよかったのでしょう、ひざ上の痛さはなくなり今は内側の関節に沿って鈍い痛みがあります。どうやら内側副じん帯の軽度の障害のようです。ここは周囲の筋肉を鍛えて改善できるそうなので一安心ですが、半月板、軟骨の摩擦での消耗がないことを祈るばかりです。今はマッサージと灸で治療をしていますが、やっとテーピングをして決まった動きができるようになってきました。試合はやってみると厳しいものがあるので決めた方向にしか動かないようにしてレディースたちとやるようにしています。男性とはボールの重さが違うので踏ん張らなくてはならずまだ怖いですね。2月いっぱいはゆっくりと筋肉を動かし3月に入ってから少し負荷をかける運動に入る予定にしています。例年いくつか出ているインドアの大会も今年はやめています。今が我慢のしどころですねえ。いろいろと痛いところが出てきています。肩やひじ、腰、首の可動域が極端に狭くなっています。筋肉のバランスが崩れてきているのでしょうね。もう一度体を見直さなければいけないのかもしれません。皆さんも気を付けてください。

今はテニスの全豪オープンがメルボルンで行われています。今年は波乱含みです。第1シードのマレーが負け、第2シードのジョコビッチは2回戦で早々と姿を消しました。強いものが強いものであることは勝ち続けることで証明しなければならない。弱いものでも勝つことはある。しかし勝ち続けることはできないのです。あらゆるスタイルの選手がいます。サービスの速く確率の高い選手、リターンのうまい選手、どんなボールもあきらめず返してくる選手、恐ろしくタフな選手、そういった全てのスタイルに勝ってチャンピオンです。この人には勝てない・・というのは本物ではないでしょう。錦織選手も昨晩あのフェデラーとやってフルセットで負けました。対等な試合ができたのは1セット、2,3セットは完ぺきに近いくらい力の差を感じました。4セット3ゲーム目のサーブを粘りに粘ってキープしました。このゲームでの開き直りのショットが錦織の心技ともに成長を見た気がしました。その技術での優位性が次のゲームでのブレイクに繋がっていきました。あのセットも本当はフェデラーが90%主導権を握ったものでした。しかし試合とは恐ろしい。ちょっとしたフェデラーの心の乱れとイラつき、反対に集中力が高まった錦織の安定性がそのフェデラー優位のセットをあっという間にレシーブブレイク、セットを奪うことになってしまったのです。ファイナルセットはそのまま錦織ペースになるかと思われましたがそこは流石のフェデラーですね、集中力を高めて6-3で勝ち切りました。サーブの切れ、ストロークでのタイミングの速さとコースの打ち分けはちょっと錦織の持っていないものでした。ライジングの打法はもっと改善の余地がありますね。ところで、前日ナダルと対戦したドイツの19歳ズベレフはこれからが大いに期待できます。マレーの後は彼かなという印象を与えてくれました。長身からの鋭いサーブ、ストロークが素晴らしいし、ネットプレーもうまい。これは試合経験を積めば素晴らしい選手になるでしょう。時代は変わっていきます。それを食い止めようとするナダルの戦いも見事でした。時代を引っ張ってきたスターのプライドと風格が彼にありました。そしてそれをただのプライドで終わらせない自分のプレーに対する自信とひたむきさはフェデラー、ナダルに共通したものでした。かくありたいそしてかくあろうと、今年も私の心にぽっと小さな灯かりが点きました。

2017.1.11
遅ればせながら、皆様新年あけましておめでとうございます。今年も八尾市ソフトテニス協会をよろしくお願い申し上げます。
私事ですが1/4に体調を崩し、救急車で搬送される羽目になりました。その際の処置に問題があったと思いますが、微熱が続きようやく昨日回復の兆しが見えてきたところです。ただ先月の25日くらいからテニスをしていなくて相当体力も低下していると思われます。加えて年末から発症していた膝痛が回復はしたものの80%程度と感じています。整骨院の先生からはゆっくり無理しないでジョギングくらいから始めてくださいと言われています。
そんなわけで1/14-15に千葉県白子町で行われる日韓親善試合も欠場となりました。主催の新沼さん、ソン・ヨンチョルさんそして、今回ペアの新開さんには多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。ソンさんとは暫くお会いしていなかったので、お会いできることをお互い楽しみにしていたのですが、残念です。政府間の日韓問題色々ありますが、民間レベルでのせっかく高まった交流の友好や信頼をなくしてはいけないと思います。冷静に考えれば歴史的には日本は近過去で韓国を併合し国を奪ったことのある唯一の外敵です。強大な中国でさえ併合せず支配することを選びましたが、日本は自治権を与えず日本化しようとしたのです。琉球、アイヌの国はそうして滅びました。日本が敗戦国となったため韓国は国家を回復しました。朝鮮半島は国際政治力によって二分されてしまいましたが・
彼らが日本に抱いている憎悪や嫌悪は明らかに日本が支配者として君臨し続けたからです。40年もの長きにわたり支配され続けた思いがそんなに簡単に消えるわけではありません。その教育を韓国は若い人々の心に刻み込んでいるのです。竹島、慰安婦問題はその対日本への楔なのです。竹島・少女像はその象徴として教育を受けた世代たちが受け継いでいっています。少女像の撤去ができない事はその後ろにある韓国国民の韓国人の誇りを撤去できない事の象徴だと思います。日本のトップはそのことに対して韓国に誠意を持った対応ができない限り半永久的に繰り返されるでしょう。
昨日日本に一時帰国した大使と総領事、彼らの韓国への再着任は正直言って難しい、悪くすれば召喚、そして今よりも悪い国交関係になるのでは・・と危惧しました。しかし、まさに瀬戸際での韓国の対応は早かった。今や主権不在と思われていた韓国で首相が一歩引いた発言を公にしました。これによって日本にボールがあっという間に渡されたのです。韓国国内で日本に対して一歩譲ったオフィシャルな声明を今出すことは、立場とは言え大変なことです。しかし彼はそれを行った。自分の国内での政治生命を賭けて。さてその後日本のメディアは何も言ってませんね。だから政府の見解が出ないと何も言えないのか・・といいたいですね。ワイドショー、連日の井戸端会議番組でも言わないですね。早く返さないと日本が国際的にますます不利な立場になっていくのに・・

戦争とは国家のお互いの利権と論理が衝突したとき起きます。今も南シナ海や北方4島の海域、東シナ海特に沖縄近くそして日本海の竹島近郊・・小さな火種が至る所にあります。ものが燃えるには可燃物、支燃物、着火源の3要素が必要です。政治に置き換えれば、土地、金、人でしょう。領土は金を生みます。そこを人の抑止力で今まで均衡を保ってきました。しかし、今着火源である人の力がどこの国のリーダーも弱まってきています。書きませんが分かりますよね。発達しすぎたSNSによる情報の拡大と会話のない一方的な発言に対する民衆のうねりを制御できないメディアと政府。情報の発信、拡散を止めることはできない報道の自由。しかし議論なく拡散してしまう極めて危険な権力者の恫喝的な発言。今や紙ベース,TVベースによる情報の伝達が50%を切っている若者たち。議論を嫌い短い会話ベースのメッセージでしかも隣にいてもスマホで連絡する子供たち。いやこれは会社時代に社内LANで同じような手法を社会人の大多数が行っていました。対峙しては話せないが文章なら伝えられる・・情けないですが

ちょっと堅い話になりましたね。体の調子の悪さがいろいろ世の中を暗く見てしまいましたね。
何はともあれ、友好的に開催されている我々の日韓友好親善ソフトテニス愛好会の活動が今後もソフトテニスを通じて少しでも民間レベルから友好の輪を広げていけるように・そしてお互いの持っている過去を乗り越えて明日の双方の国をより良きものにするべくしていきたいと思います。今回参加できないのは残念ですが、次回韓国の大会には参加したいと思っております。

2016.12.18
冬になるとテニスコートに顔を出すメンバーは毎年いつも限られてきます。それも仕方のないことかもしれませんが、もう少し情熱があってくれればとも思ってしまいます。最近はテニスコートの使用料も高く、特に八尾市の使用料は他の市に比べても割高ですし。加えて駐車料金が従量制というのもいかがなものかと思われます。交通の便の悪いところにありますし、テニスの用具などの運搬にも車は必要です。そういったことに対して何の配慮もないというのはちょっと考えられないことだと思うのです。市民大会などでも大会が行われると大体\1000くらいかかるのです。大阪市内で長居公園などの施設も大変高いですが、その他は平均して\500くらいですね。